私の年齢になれば普通は定年退職してそこそこの年金暮らしをしているかつての同級生や仕事で一緒になった同期生がいる。同期生と同じ道をたどっていれば今頃はかなりゆとりのある生活をしているはずだったが、途中で人生の進路を何度も変えたため年金額は同期生と比べると少なくなっている。
しかし、運に恵まれているのか現在は人がうらやむような仕事についてそこそこの充実感を味わっている。健康面でも特に治療をようするような病はかかえていない。毎日若い人たちに囲まれて仕事をしているせいか若いエネルギーをもらっているような気がして感謝している。
生涯現役を目指し、90歳を自分の定年と勝手に決めつけている。現在の仕事からさらに90歳まで仕事ができるための準備として新しい取り組みに日夜奮闘している。
こういう私は現在67歳である。68歳に手が届こうとしている。世間一般でいうじい様である。孫もいるので孫たちからは「ジイジ」と呼ばれている。
そして今自分の人生を振り返ってみると若いころ「そうありたい」と夢のように思っていたことが十分ではないにしても結構実現しているのである。それを振り返って子供のころから思い出してみようと思う。
次回は赤ん坊のころの思い出について書くことにしよう。