本当は昨日を予定していました。

友達が一緒に行きたい!と・・・でも。神護寺展はあまり興味ないから、ランチから合流する!と。正直でヨロシイ。その方が私も落ち着く。(笑)

 

で、一日ずらして、今日一人で行きました。

まずは朝イチの神護寺展。

 

 

この夏の私のヒーローは空海さんです。

私の実家は真言宗なので、ちょっと知っとかないとね、とは思っていたのですが、多分、この神護寺展絡みでこの夏は特別番組とか多くて。

 

日本のレオナルド・ダビンチみたいな人ではないですか!

本来20年掛かる唐での仏教の修行を1年でやり遂げて、というか、大日経を読むために必要だったサンスクリット語をなんと三ヶ月でマスターして、密教の第一人者の恵果さんに見込まれて、「片方の甕からもう片方の甕に水を一滴も漏らさぬように」教えを受けたのだそうです。

で、経典やら仏具やらを買いあさって、2年目にチャンスを得て帰国。

 

でも、20年いなかったからって太宰府で干されていたところ、手に入れていた経典などの目録を有力者に送りまくり、それが最澄の目に止まって、そこからの権力へ近づく快進撃!かなりの人垂らしでもあったらしい。

 

で、仏教の学びに集中していたのかと思えば、唐では土木工事も学んでいて、四国でため池の治水工事をしたりもして。

その後、全国を行脚してあちらこちらで空海伝説が生まれていたりして。

 

修復したての大曼荼羅を堪能してきました。

私は書の良さや味も分からないし、漢字の羅列は読めないんですが、空海さんご自身の書いたものも見て・・・

他の人のも見ましたが、曼荼羅の模写も含め、墨で書く(描く)のは、一発勝負ですよね。その緊張感は感じました。

 

仏像も良かった。写真を撮ってもよかった持国天と増長天。

 

この後の薬師さんと日光・月光菩薩も良かった。

衣類のひだの繊細さ・・・薬師象を数珠もって拝んでいる人もいたりして、思わず一緒に手を合わせてしまったり。

 

で、ここを出てから、アメ横で大きなカバンを探していたら、今日持っていたお気に入りの大きいのを色違いが激安で売っていた。

「こんな感じのカバンが欲しい」とお店の人に言って探そうと思っていたら、なんと色違いと出会って、二つ買いました。

楽譜とステージ衣装が一緒に入れられるし、仕切りが多くて使い易いんです。

 

で、上野から銀座に出て、YAMAHAでメンバーズカードがアプリに変わったのを・・・もらっていたチラシにQRコードがあったのをなくしちゃってたので、店頭でお店の人に手伝って貰ってインストール。

探していた音楽書も買えました。

 

その後、交通会館で明日までのイベントで来ていた富山の鱒寿司を手に入れて帰宅。

この鱒寿司。お店の人によると、この暑さの中でも常温保存が出来るとか。

40度近いのに?常温って?と聞き返したんですが、大丈夫!と。

でも、箱を開けたら夕食で二人で食べきれる量で安心しました。