世代ごとにも違うでしょうし、個々人でも違うのでしょうけれど。

 

大学一年生の生徒さん。

大学付属の中高一貫校から進学しているので、ずっとピアノは止めずに続けられたのですが。

チケット制レッスンに切り替えて、でも、ちゃんと真面目に来てくれています。

 

中高時代は部活も頑張っていたし。ウチに来る前のピアノの先生がテクニックに厳しかったとのことで、きれいな音で指の回転も早いのですが・・・。

つっかえ弾きのクセが、やっとなくなったかな、とか、弾くことそのものの楽しみに傾いて、譜読みがザックリしていたり、構成を考えるとかが浅くて間違って弾いてくるとか・・・。

 

で、直近の宿題で譜読みの間違いで長調と短調がカオスになっていたりしたので、提案してみました。

「少し楽典とか和声とか、そういう理論的なことも言った方が譜読みもラクになるかも?と思ったりしているんだけれど。でも、大学で勉強することも沢山あるだろうし、アナタ本人にどうしたいか聞いてみようかな、と」と。

 

すると。

「うーん、トシも取ったし、少しそういうことも聞きたい」と。

 

トシも取ったし、ってまだ10代でしょう?(苦笑)

干からびかけてる我々はどうなるのよ?と思っちゃいましたが。

 

年少のごきょうだいのいる生徒さんです。

まだ「子供」のそういう子たちといると、自分をそういう風に思うのかしら?

小さい生徒さんとタイマン!って気分で日々を送る私はどうしたら良いのよ。