室内楽団体の、来期のメンバーアレンジの話がようやく纏まりました。

 

発表会に乗せられるプログラム数に制限がある。

一人の人が参加できるプログラムにも制限はある。

ピアノ○重奏、なんて曲はピアノ一人に弦楽器○-1名。

弦楽四重奏だと弦楽器4名。

なので、弦の人は他の人のやりたい曲を「お願い」されて弾くこともある。、

月イチの練習会の時間帯はフル参加したい弦の人も多いので、持ちつ持たれつなことで、どうにか全部の曲の席は埋まる。

一方で、ピアノや管楽器は、数名の弦楽器にお付き合い頂くことになるので、1曲か、他楽器の人がピアノ入りの曲を望んだら、もう1曲弾かせて頂ける・・・くらいの状態なのに。

 

どうしてもフルで参加したくてたまらないピアノがいた。

そこで思いついた姑息な策が、他の人にピアノ入りの曲を申請させて、自分をピアノのパートに指名させる。

結構上手い人なので、頼まれれば弦楽器の人もまず断らない。

・・・でも、一人で多くの場所を占有しちゃうので他のメンバーの申請が通らなくなる。

 

そんなことで不満を言う人も出て来て、その辺りのルールを決めた。

誰かとツルんでの申請は二つまで、それ以上は幹事の裁量で人を振り分ける、と。

振り分ける、ったって技量が違い過ぎると上手く行かないので、そんなに簡単は話ではないメンバーアレンジです。

担当者は悩みながら組んでくれるので、結果に文句は言わない不文律。

 

で、そのルールは示しておいての来期のエントリー申請の締め切り日に、ルール通りに組みますね!と担当者が一斉メールしたら、姑息なピアノさんが思い通りにならないなら辞める!と自爆行為に出た。

・・・もしかしたら脅し?辞める!と言ったら、譲歩してくれると思っていたのかもしれないけれど。

リーダーはバッサリ切った。

「退会なさいます」と、来期の組合わせ表を配信しながらサラッと。

 

ちょっとビックリした。

でも、一人の我儘を聞いていたら周りとバランス取れないしね。

クラシック音楽の団体なんて、クセ強な人も多くて、ビックリすることも多いですわ。