私には「ふるさと」がない。

生まれた四国には2歳までしかいなかったので記憶はなく、その後も父の転勤先を転々として・・・大学4年間に二回も実家の住所変更届を学生課に出しに行く人もそんなにいないと思うのよね。

でも、今の住所にもう四半世紀も住んで、これだけ住んでれば地元民よね、と思えるようにもなったし、もうちょっと”地元”のことも知りたくなって。

 

小4の時かな?自分の住んでいる県の事を学ぶカリキュラムがあったんでしょう、当時は茨城県に住んでて(父は鹿島のコンビナートに勤めていた)、学校で平将門のことや、東海村のことなどを教わった記憶があります。

 

そんな学びを求めて、今日出向いた埼玉県立歴史と民族の博物館でした。

新緑も爽やかな建物の前には・・・竪穴式住居?

こういうところから、話は始まっていました。

縄文時代から。

 

今日は子供の日、ということで色々イベントをやっていました。

通常からやっているのだろう工作教室様のものの他に、縁日みたいな射的とか、子供達が甲冑などを着られるイベントなど。

女の子向けにはこちら。

で、特別展で北条氏がナントカ、っていうのもあったのですが、私は戦国物に興味はないのでパスしたんでしたが・・・常設展だけでお腹いっぱいな規模だったし。

北条氏、って鎌倉辺りの?と思っていたら、武蔵の国に「幕府」で名前が出ていた武将の一族が結構入っているんですね。

そういえば、足利学校って栃木でした。

当時としては、そういうのはグローバル!な話だったのかしら。

 

インバウンドの影響は皆無でしたが(笑)人はそれなりにいて。

混んでいるというほどでもなく、ゆっくり観られました。

現代の埼玉のことまで.。

在住市に「北川崎」なんて地名があって、大きな松明に火をともして虫追いをする行事があるなんてことも知りました。聞いたこともなかったけど、今度「ここをふるさとにするぞ!」活動のお姉さまたちに聞いてみよう・・・。

 

私が今日、一番良かったのは期間限定での展示らしい仏教ものでした。

博物館を出たら、傍に弓道場があって試合?女子高生らしき団体が弓を射ていたのですが・・・的に当たるとすっごい音がするんですね。

ビシッ!みたいな。

そういえば、我が市にも弓道場があったっけ・・・とか思いつつ、この後お昼を食べにいったのですが、メインの博物館以上のインパクトで・・・

長くなるので、そちらは明日に。