GWに能登にボランティアに行く人のインタビューをTVでみていたら「恩送り」という言葉が聞こえて来ました。

 

その人は熊本で被災経験のある人だそうです。

その時に来てくれたボランティアに感謝をして、その人たちに直接けrすことは出来ないけれど、次に自分が受けたようにボランティアとしての行動をするんだ、と。それをを「恩送り」と表現しておいででした。

 

これ、私は若い頃から意識の中に持っていました。

言葉にはなっていませんでしたが。

私の場合、被災経験ではなかったですが。

 

ピアノの師匠たちが、本気で育てて下さった、それを次世代に返す、という思いです。

師匠たちに何かが出来るわけではないので。

 

あと、子供達が本当に小さかった、3歳にもならないくらいの小さかった頃に、周りから差し伸べられた手に感謝して、やはり次の子育て世代に、と。

 

小さい子と一緒にいて困っている若いお母さん・・・たとえば、フードコートで子供が何かこぼしちゃったとか、電車で子供がぐずっているとか、通りすがりにちょっと手を貸したり、子供をあやしたり。

本当に短時間、ささやかなことですが。

 

生徒さんや親戚…友人などだけでなく、名前も知らない人の中に、そういう形で自分の人生が足跡を残して・・・時間が降り積もると消えていく、みたいな。

私が生きている間は、私の中に多くの人の足跡が残っているように。