誤算だらけで気が付けば愛人。いや、愛人も立派なビジネスかもよ?その(19) | kyon2のブログ

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麻衣子「せ、清太郎」(°_°)


想定外でした。

麻衣子は、清太郎がまだ事務所に居ると思っていたのです。


清太郎は今朝、麻衣子が車の中から自分達の姿を見ていた事に気付いていました。


犯罪者特有の野生の勘で、早めに帰宅したのです。


麻衣子は、ギョッとしました。

清太郎の目の色が変わっていたのです。


血も凍る様な冷たい目

人の温かみが抹消された様な人工的な目 


そこには殺意がみなぎっていました。


麻衣子は金縛りにあった様に、筋肉が硬直しました。


清太郎「オマエ、何処まで俺の邪魔をしたら気が済むんだ?」


その声は、いつもの清太郎の声ではありません。


地獄からの使者の様な、この世の物とは思えない周波数だったのです。


麻衣子(せ、清太郎に、何かが憑依してる(゚Д゚))


次の瞬間!

清太郎が、おもむろに麻衣子の首元に両手を掛けて来ました。


(こ、殺される)

麻衣子は咄嗟に後退りしました。


次の瞬間、麻衣子は転倒しました。ズルッ!「キャア~~❗️


自分が吐いたゲロを踏んでしまい、足を滑らせたのです。


それでも、清太郎はジリジリと近付いて来ます。


麻衣子は清太郎から逃れようと、必死でもがき、起き上がろうとしますが、バランスを崩し、何度もゲロの中に転倒!それを繰り返したのです。


清太郎と由紀子が、その姿を笑いながら傍観しているのが、麻衣子の視界に入りました。


まるでローション一人相撲を、ライブ観戦している様です。


麻衣子(悔しい、馬鹿にしやがって!)


気が付くと麻衣子の服も髪も汚物まみれになり、床は麻衣子モップで綺麗に掃除されていました。


麻衣子は何とか立ち上がると


「ハアハアハア、今日は、この位にしといたるわ!」


捨てゼリフを吐くと、脱兎の如く逃げて行きました。


清太郎(あいつ、花月劇場に出したら売れたかも)


ʕ̫͡ʕ̫͡ʔ̫͡ʔ̫͡


由紀子「清太郎さん、あの子が言ってた事、本当なの?」


清太郎「、ああ、そうさ、アイツの言う通りさ。

どうせ、いつかバレると思っていたし、清々したよ。

これで俺達も終わりだな」


あっさりと、清太郎は別れを切り出しました。


由紀子「、そう。やっぱりね。

何となく気付いていたの。貴方が堅気の仕事をしている人では無いって


それでも、貴方の事が好き!別れるなんて嫌っ!


私、絶対に貴方を離さない!あの女には渡さない!意地でも渡さない!あの女にだけは


そう言うと、由紀子は泣き崩れました。


清太郎(また一人重い女が出来たぜ、まあ、利用価値がある間は、利用させて貰うか)


清太郎「由紀子、そんなに俺の事を思ってくれていたのに、今迄キツく当たってごめんな。

もう一度、一からやり直そう」


そう言うと、由紀子を抱き上げベッドに入りました。


由紀子の涙を、清太郎は口唇で優しく拭います。


その日の由紀子は、いつもより美しく見えました。


嫉妬心が女性ホルモンを動かしたのでしょうか?


微熱を帯びた由紀子の肌は、紅潮し、滑らかでした。


清太郎は思わず由紀子の中で果ててしまったのです。


しかし、この事が後に誤算となるのです。


つづく。