前日に日曜日の予定が何もない事に気づく。
家人に予定を確認したが、特にないと言う。
それなら
進水してから動かしていないボートの面倒を見に行くか。
天気予報は小雨、釣りをするような天気ではないけど、、、
一応釣り道具も車に載せる。
翌朝、少し寝坊してしまった。
静かに寝室を出て顔を洗って
コーヒーを飲んで、
クーラーボックスに凍ったペットボトルを数本放り込んで
まだ暗い中を出発。
ボートヤードに着くと
雨も降っておらず、風もない。
荒れる予報では無いし、それなら少し海に出るかな。
一応釣り道具もボートに載せる。
先月と比べると雲が秋っぽいな
今日は最初から4千回転程で滑走する。
時折、バウがポンポンと跳ねる。
そういやマイボートはこんな感じで滑走するんだったな。
ガソリンタンクは口元まで満タンにしてあるので気兼ねなくスロットルを開けた。
今日の目的の一つは魚探のチェック。
電源をつないで、全ての配線をつないで、
スイッチオン!
オン!
オン!
オン!
オン!・・・・・・ダメか。
やはりな
またしても、
俺はどうして長年ほったらかしにしていた電気製品がスイッチオンで
まともに稼働すると思っていたのだろう?
買い替えか・・・・
程なくして
「なんかガソリン臭いな」
「気のせいか?」
「いや、臭うな」
「他船からにしては・・・・」
ボートを止める。
燃料ハッチを開けると
「うぉ、ガソリン漏れてるっぽいなどここからだ?」
タンク上部が少し濡れている。
「給油口か?いや閉まっている」
「どこだ?あっ!そう言えば」
燃料計は型番が不明で入手できないのでそのままだとメカの人が言っていた。
コイツか?
前回は満タンじゃなかったから漏れなかったのかもな、、、
しばらく滑走して港に戻った。
ボートショップのメカさんに声をかける。
日曜日で天気が良くなったのでボートの上下架作業で大忙しの様子だ。
「相談したいことがあるんだけど」
しばらくお待たせしちゃうけど待てますか?
「待ちます!」
と答えて、やろうと思っていたマイボートの作業をして待った。
モーターにホースで真水を繋いでフラッシング。
この作業を怠るとモーターの寿命が極端に落ちるそうな。
まぁ、乗らずに放っておく方が悪くなるが(笑)
塩噛み固着を防ぐ例のヤツを入手したので取り付ける。
何てことはないゴム製の蛇腹カバーだがコイツのお陰で安心度が爆増だ。
程なくしてメカさん現れる。
お待たせ―、どうしました?
ガソリン臭のくだりをかくかくしかじか説明すると、メカさんも同意見。
とりあえずボートメーカーに部品の情報を確認して、ダメなら別の手を考える。
それと、安心したい気持ちはわかるがガソリンはタンク口元まで入れない。
それで一先ず漏れは抑えられるかもしれないのでと言われた。
魚探のくだりをかくかくしかじか説明すると、
配線は元通り繋いであるので、、、、、つまり電源は来ているから機体故障か。
新しいのを買うように勧められる、そりゃそうだよな。
600wくらいでいいか?と聞いたら
1kw買っておいた方が後々良いと思うよ、とアドバイス。
マリーナのレンタル艇も最初600wを搭載したが客の要望で1kwに換えたそうな。
でも俺、深場の釣りはやらないよ?と言ったが
今はね、とニヤリと笑われた。
この海に出る奴らは深場釣りに嵌るらしい、
私のように控えめな魚探を買って、やがて買い替える人を何人も見ているのだろう。
1kwのGPS魚探、一体いくらするのだろう?考えるだけで恐ろしい。
作業も終えて、ボートにカバーをかけて帰ろうとしたら、
あら、破損発見。
プラのヒンジが割れていました、次回の修理作業の爆誕です。
メンテは続くよどこまでも、、、、
嫌でも続く。
あぁ、言わなくても判るでしょうけどまたしても釣りはしていません(笑)