弾いてみたくなる曲 | ザックの『押してもダメなら弾いてみな!』
6月の発表会を終え2か月が過ぎようとしている現在8月の頭。と書き始めたが9月になってしまった。
今度は11月に開かれる発表会の練習に取り掛かっているところだ。

最近では発表会で弾く曲の選定に頭を悩ませている。
コツコツと5年ほどバイオリンをたしなんできたものの、聞いた曲はあまり増えていない。
そして聞いたことのある曲といえば今の技術で弾くには難しすぎる。
よーしパパ、コレッリのラフォリア弾いちゃうぞー(゚∀゚)!とはいかないのだ。
で、自分ではこれといった曲を挙げられないとなると先生から現状に見合った曲を提案してもらう事のなるのだが自分から興味を持って選んだ曲に比べると若干テンションが下がってしまうのは仕方の無い事だろう。

ちなみに6月の発表会ではソロでプレイエルのデュエットを、合奏でゲームミュージック(ファイナルファンタジーメドレー)のアンサンブルを予定していた。
だが、しかし発表会を前にして仕事の都合で出張する事になってしまい、練習・レッスンの時間を確保する事が難しくなってしまった。
ソロ・合奏と両方に手をつけるとどっちつかずになってしまう恐れがあったためどちらかに集中しようと思ったのだが、結局合奏をとった。
やはりあまり縁のない曲より親しみのあるゲーム音楽の方に惹かれるのだ。

で、発表会を終えて現在11月の発表会に弾く曲を考えるに至ったのだった。
このまま引き続きプレイエルのデュエットを弾いても良いのだが、あんまりテンションが上がらないのも事実。
さて、どうしたものか。
「ヴィヴァルディはどうですか?(・∀・)」
と、先生の提案でヴィヴァルディのバイオリンソナタの楽譜集を見せてもらった。
「今ですとrv9かrv23のへんが良いかな。」
見れば、rv9の方はパッと見、音階練習のように規則的な音符の並びが見られる。
対してrv23の方は規則正しい並びの所もあれば結構移弦の激しいところもある。
「まあ、弾いてドヤ顔できるのはrv23の方ですかね。(^~^)」
ほほう、ドヤ顔とな( ̄▽+ ̄*)。
どちらかを選ぶ形だが、そう聞いてしまうと内心は既に決まったも同然だ。
勿論、ドヤ顔のrv23。
無難な曲よりちょっと頑張らないといけないぐらいがちょうどよい。
とりあえずソロ曲は決定。

これを決めたのが7月の初めだったので、さすがに練習期間4か月もあればだいたいは何とかなるだろうと考えていたところで、先生から別の提案が出た。
「今回は合奏の企画でバッハやりますけどどうですか?」
おお、バッハ。
今回、バッハの2つのバイオリンのための協奏曲を演奏するという。
全3楽章の内いずれかの楽章でソロを担当し、その他の楽章はオーケストラを演奏するのだ。
確か3年前にも同じ企画があったのだが、その時にもゲームアンサンブルがあり、そちらにしか参加していなかったためバッハの方はあまり覚えていない。
ソロ1曲だとさすがに余裕もあるし本格的にを弾くのもバッハも初めてだし、やる価値は大きいな!という具合で二つ返事で参加を申し込んだ。
そして、僕がソロを担当するのは2楽章に決まった。
ちなみにこの時ヴィオラ協奏曲の企画も立ち上がっており、その場の勢いで参加表明していたのだが8月現時点において
参加を取り消した。バイオリンで3楽章。ヴィオラの方もオーケストラのみとはいえこちらも3楽章。かなりのキャパオーバーだった。
何事も無理は禁物だぜ。

さて、このバッハの2つのバイオリンのための協奏曲(略してドッペル)。
2楽章のソロを担当する事になったが、これが全く聞いたことが無い。
1楽章については昔、名曲の触りの部分だけピックアップして集めた曲集の中でちょっと聞いたことがある。
出だしからキャッチーなメロディで印象深かった。
弾くなら1楽章かなあ、他の楽章は知らんし。ていうのが正直なところで
2楽章のソロを担当することが決まった時にちょっとがっかりしたのは否定できない。

ところが。

何はともあれどんな曲なのかとyoutubeでプロの演奏を視聴してみたのだが・・・

良い((゚m゚;)。
聞いてよかった。これは好きな曲。
「急」な感じの1楽章から2楽章頭の「緩」な感じで始まるギャップが心地よい。
1楽章とどっちを弾きたいと問われたら迷わずに2楽章と答えるレベル。
ソロ担当が2楽章だったのは結果オーライだった。
俄然テンション上がってきた。
よーしパパ、ドッペル2楽章弾いちゃうぞー!(・∀・)/


第3楽章はまあ、
よくわからんしいいや。

→ to be continued!!