ちょっと戻ってレベル上げしてくる! | ザックの『押してもダメなら弾いてみな!』
10月も終わって発表会まで、ひと月ちょっと。
光陰矢の如し。集中してレッスンを受けたいところだが、こんな時に限って今月は2回しか受講できなかった。
そんな数少ないレッスンで重点を置いたのはやはり発表会に向けての練習。
他は基礎練習がメインで新しい技術の習得というのは無し。

シュラディックでは左手のそれぞれの指を独立させての運指練習が一段落。
次の課題はA,Dの二線を使って、つまり移弦動作を加えての音階練習。

? なんかめっちゃ普通の課題に見えますが。(・・;)
「今のザックさんにはこういう課題の方が良いと思います。(^~^)」

一見するとフリマリーで練習した音階練習のバリエーションぐらいにしか見えず、実は普通に見せて裏に真の課題がある!的な展開かとも思ったが、どうやら一見の印象の通り。
全くもってシンプルな音階練習だ。

~♪

ところが、結構余裕と思っていたにも関わらずちょいちょいつまづく。
実際に弾いてみると、上がってはちょっと下がった音からまた上がって、の繰り返しの構成と弾いてる音の下の指も全部押さえて、という縛りを加えているためかなり運指が忙しい。
「こういうチャカチャカ指を動かすやつをある程度テンポ上げても弾けるようにしましょう。(o^-')b」

なるほど。この練習、今できる技術をさらに底上げする系の練習か。
忙しい運指はナイトクラブの演奏にも応用できるだろう。

しばらく練習してきたが、このシュラディックの課題は地味ながらなかなか面白い。
単調な音階練習の繰り返しなわけだが、やる事がシンプルな分バイオリンが返してくれるリアクション(音のかすれや震え、音程の外れ具合等)がはっきりとする。
問題がはっきりとすれば、じゃあこうしてみよう、という対処法も考えやすい。
最近はコツコツとドラクエのレベル上げの如く音階練習である。


フリマリーも引き続きポジション移動しながらの音階練習。
こちらは向上してるのか、停滞してるのか。
やればやるほど問題点が湧いてきやがるぜ( ̄ー ̄;)

そしてナイトクラブ。
これまではパートを別けて難しい所を重点的に練習していたが、そろそろ全体を通しての練習にかかる。
そこで、あらためてテンポの確認。今一度各パート毎に実際にこんなもんなら弾けるというテンポの確認だ。
結果、だいたいの部分は四分音符で90ぐらい。高速アルペジオの部分はやはりというか70ちょっと。
音楽として成立させるにはやはり90は最低でも欲しいところか。先は長い。
何にせよ、まずは最少目標のラインは設定できた。あとはコツコツと練習するのみだ。

ここで、先生から速く弾くためのアドバイスをもらう。
どうも、僕は急ぐと左手の運指が大げさになるクセがあるようだ。
指を上げる下げるの動作で高さが1cmも違えば結構な時間のロスになるだろう。
必要最小限の動きを目指す。ダダダ!といくよりはヒョヒョヒョーウ!と動かすイメージだな。柔の動き。
ただし、この動きには気をつけないといけない所もあるようだ。
左手につられて右手の動きも小さくしようとしてしまうと失敗の元。
特に移弦の動きを小さくしてしまうと中途半端な高さで弾いてしまい、弾いてる弦の隣の弦と接触事故を起こしやすい。各弦に応じた肘の高さを確実に再現するのが勝利の鍵だ。
左は小さく、右はメリハリをつけてって感じかな。
これを念頭に置いて、確実に弾けるテンポからステップアップを目指す!
あと1か月あるしな!(`・ω・´)ゞ


で、最近難しいやつばっかりで難儀している状態だがずっと壁に当たりっぱなしでは精神衛生上よろしくない。
たまには簡単な曲を弾いて、ここまではできるで!ヘ(゚∀゚*)ノ
と自信を持つようにするのも大事。

という事で、ちょっと挑戦してみた。定番の「星に願いを」



どうにかだいぶ地に足が着いてきたというか。
音が震えにくくなってきたのは素直に進歩したと思いたい。
終わりが何ともアレなのはご愛嬌という事で。
しかし聞くほど粗が自覚できてしまう。
もっと練習しよ。
上手くなってきたで!と自信を持ちつつ更に練習は続く!!



だが!ちょっと安定してきたかなと思っていたザックの前に更なる強敵が立ちふさがるのだった!!!
あちゃー。

→ to be continued!!