【湯処みのり】に出会い私はサウナライフをスタートした

 

 

 

いわゆる、アチアチヒエヒエ時代だ

その頃は、1:00まで営業していた

 

仕事が繁忙期という事もあり21:00過ぎに終わり

名古屋の職場から愛知県と岐阜県の境目にある自宅に帰る

そうなると帰宅が22:15過ぎになる

 

世間は流行り病で緊急事態宣言の真っただ中

出かけようにもお店がどこも営業していない

そんな中でも営業している店を探して食事をした事を覚えている

 

GoogleMapで検索をしていると家から少し離れた場所に

1:00まで営業しているスーパー銭湯があった

「疲れてるしちょっと行ってみるか」これがファーストコンタクト

 

サウナは嫌いだったし、お風呂に入って温まろうくらいの感じ

パッと行ってパッと帰ろう的な考えだったと思う

 

体を洗い、一通りお風呂に入ったので帰ろうかなとなったのが

23:00過ぎだったかと思う

 

みのりは脱衣所の出入口付近にサウナの入口がある

98℃とはどういったものか好奇心で入ってみた

なんてったって、あと2℃で水は沸騰するのだ

 

二重扉を開けると人もまばら 少し薄暗い 入口で熱く感じた

テレビはあったが地獄の底のような空間だった

サウナ素人の私は最上段がどのようなものかも知らない

ビートバンを持ってフラフラと人がいない最上段に座る

2分で息苦しい 3分で足の裏が熱くて床についてられない

背中が火傷してるようにヒリヒリしてしてくるのがわかる

おそらく5分 限界だった

 

サウナ室をでて 前の壺でかけ湯をする

(これが温めのお湯でとてもいい)

 

サウナ素人でもサウナの後は水風呂に入る事は知っている

それではと、水風呂に入ったのだが、感じた事のない痛み?

冷たすぎて生命の危機を感じた

飛び出て隣の水風呂に滑り込む これが極楽だった

 

サウナで体が温まったのと、水風呂12℃→18℃だったので思いのほか

長めに18℃の水風呂に入れたのだと思う

 

心臓がドクドクなっている 深呼吸をする

喉が冷たくなる そうすると体の熱vs水風呂により

体と水の間にぼんやりと境界線ができてくる

 

なんだか気持ちがいい

脳からチョロチョロ何か気持ちいいものがでてきている感覚

 

水風呂をでる

外気浴とか内気浴とか一般的なととのうって事を知らない私はそのままロッカーへ

体を拭き、髪を乾かし 2階のリクライニングスペースで横になった

 

そのまま1:00まで寝落ちする事となる

閉店時間になりスタッフさんに声をかけられた

 

サウナ→水風呂→寝落ち これが最高だった

こうして私は翌日から【湯処みのり】に通う事なる

 

最初の頃は色んな入り方をした

今思えば、自分の体を使って実験をしていた

 

脳からチョロチョロ出るものを求め

人はサウナに沼っていくのだ

by 男前の田中には騙されるんじゃない