一期一会 同行二人…唯一無二

一期一会 同行二人…唯一無二

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日本では民主主義と自由主義がしっかり定着しているように見える。ここ数回の選挙では権威主義思想の強い人とこうした思想の薄い人が入れ替わって勝利している。民主主義の心臓に当たる選挙制度が日本人の心の中にしっかりと形成されてきた現れであろう。こうした政治的な現象は世界の国々に向かって日本の評価を高め、尊敬を呼び起こす出来事である。政治的な指導者はその国の方向性を変えることができるし、実際に自らの価値観で国の行き先を変えようと試みる。指導者といっても一人のトップではなく、一人のトップを取り巻くグループが形成される。だから、指導者グループという言い方の方が適切だ。民主主義と自由主義と並列に言葉を置いているが、民主的な制度があって、自由主義が育って行くものである。そして自由主義の根本は個々人の考え方や生き方に異を唱えたり、邪魔をしないということであろう。もちろん自由な言動は倫理や道徳の上に立って成り立つものである。どんな考え方や行動も社会倫理と道徳的な規範に従っていれば自由であり、拘束されることはない。自由主義社会にあっては、自分の信念や価値観を心に収めて、その人の持つ潜在的な能力と目標を実現していくことができる。それによって自由主義国家は多様多彩な発展が可能となる。

自由主義社会の下ではでは一人一人のしっかりした価値観というものが大切である。その人の姿、行動、言葉が他の人の目に留まったとき、個性として現れる。個性を育て、備えていく生き方が大切である。そして自己の潜在的な能力を着実に高め、社会貢献を果たしていく。社会貢献はその仕事をもって誰でもが寄与することができる価値であるが、誰もが特別な能力を備えているわけではない。人は自分の価値観を自分のために世に顕さんとする一方で、特別な能力を備えた人を称え、尊敬と貢献を惜しまないという二つの面を備えている。それは日本の歴史の中で明らかになっている。近くの歴史では明治維新や太平洋戦争後の復興などは高い能力やパワーを備えた人への尊敬とそのような人に自らを犠牲にしてまでも奉仕するという日本人の特性を際立たせている。スポーツ選手、ノーベル賞を受賞した科学者、高度な経営能力を備えた企業家。こうした人たちの成功や業績は普通の人たちの助力が集まらなかったら達成できなかった。平凡な個性と価値観を備えた人たちの目立たない、陰に隠れた貢献は、際立った能力を保持する人への尊敬や崇拝の感情が元になっている。このように世の中の転換や革新は、能力や個性の際立つ人とそのような人への奉仕を惜しまない人とのコラボレーションによって成し遂げられていく。そこには持てる能力のいかんに関わらず、人は唯一無二の存在であることの明白な証明が潜んでいる。