老婆のスタンス
私は今まで、インテリアにかけるお金を惜しまなかった。
30万のバッグは悩むが、30万のチェストは悩まない。
見つけたら即刻購入。
4万円の服は多少考えるが、4万円の皿はなんてことはない。
見つけたら即刻購入。
しかし、ここへきて、その勢いももはや尽きたか?
このところ「こんなものに囲まれたい」「あんな部屋にしたい」「次はこの家具を探そう」という意欲なるものが湧かないのである。
怪獣に手がかかっているというのが大きな理由でもあるかと思う。
年齢的なものもあるのだろうか?
自宅の改装案は次から次へと湧き出てきて、デッサンまでして心待ちにしていたのに、もはや興味すらない。
結論:疲れ切った老婆がそこにいるのである。