『無題』 李恵永(高2)
いつまで
いったいいつまで続くのだろうか
100年前のあの日から
一体何が変わったのだろうか
知らなかった
私たちに吹く向かい風が
こんなにも冷たく、鋭く、痛いことを
私は今日まで守られていたから
やっと知った
一世、二世が今まで流した
血と涙の本当の意味を
本当の訳を
チマチョゴリに込められた思いを
私も座っている訳にはいかない
私はウリハッキョで学びたいから
『願い』 金寿梨(高2)
私たちの願いは一つ
ハッキョで思いっきり学び
トンムたちと楽しく過ごしたい
この願いは届くのだろうか
私たちの願いは一つ
「チャビョル(差別)」なく学び
トンムたちと明るく過ごしたい
この願いは叶うのだろうか
『何』 方春菜(高2)
「私たちも同じ高校生です―。」
「朝鮮学校の無償化にご協力お願いします―。」
同級生たちがのどを枯らして叫ぶ声は
いったいどこに届くのだろう
無表情で冷たい氷のように過ぎていくこの人たちは
なぜ分かろうとしてくれないのだろう
私たちも母親のおなかから生まれて
初めて立った日があって
初めて自転車に乗れた日があって
初めて友だちとケンカした日があって
初めて人を好きになった日があって
みんな同じなのに、
どうして
「同じなのか?」と
悩まなきゃいけないんだろう。