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ユチョンが名を連なるレベルまで堕ちたか…ユチョン。

 

 

りゅうちぇるも賛否両論の日本と似て異なる?韓国芸能界タトゥー事情

9/8(土) 7:00の記事

タレントのりゅうちぇるがタトゥーを入れたことを自身のSNSで公表したことが、現在も議論を呼んでいる。

りゅうちぇるがタトゥーの存在を明かしたのは8月19日だが、9月6日に出席したイベントでも記者たちからタトゥー騒動についての見解を問われたという。

それだけ芸能人のタトゥーへの関心が高いということだろうが、それは韓国も同様だ。

韓国ではタトゥーのことを文身(ムンシン)と呼ぶが、「文身が視線を奪う女性芸能人」などとメディアで芸能人のタトゥーが取り上げられることも珍しくない。

 

今年5月にも、人気ボーイズグループJYJのパク・ユチョンとの破局が報じられたパワーブロガーのファン・ハナの“LOVEタトゥー”が話題になっていた。

 

ユチョンと婚約していたとされるファン・ハナの右腕には、筆記体で「Yucheon」などと刻まれていると推測されていたが、破局後にそのタトゥーを消すかどうかが注目されたのだ。

また最近、人気ガールズグループBrown Eyed Girlsのナルシャが、JTBCの芸能番組『楽しい減量生活』の企画で作り上げた美ボディを披露した際も、「へその下のタトゥーがセクシーな魅力を際立たせている」(『スポーツ・ソウル』)と報じられていた。

韓国でも芸能人や著名人たちのタトゥーが何かと話題になるのだ。

テレビでモザイクがかかることも

そもそも韓国でタトゥーを入れる芸能人が増え始めたのは、2000年代ごろからだったと言われている。

この頃からサブカルチャーの発信地とされるソウルの弘大(ホンデ)にもタトゥーショップが増え始め、流行に敏感な若者たちがタトゥーを入れるようになった。

その中には芸能人のみならず、スポーツ選手もいたと言われている。

2003年にはサッカー韓国代表でJリーグでも活躍したアン・ジョンファンが、左肩に彫った「hyewon love forever(へウォンとはアン・ジョンファンの妻の名前)」というタトゥーが大きな話題になり、韓国でスポーツ選手のタトゥーが増え始めるきっかけにもなったのは以前にも紹介した通りだ。

 

こうした流れのなかで、現在もタトゥーを入れる芸能人が絶えないわけだが、日本と同様に韓国でもタトゥーに対する賛否両論がある。

というのも、メディアでは「セクシー」「おしゃれ」などと取り上げられることも増えているものの、世間的には今でもタトゥーへの抵抗感が根強いのだ。

儒教が深く浸透している韓国では、「親からもらった身体を傷つけてはならない」という認識があり、タブー視する者も多い。

地上波のバラエティ番組などでは、タトゥーにテーピングを巻いて出演する芸能人も珍しくなく、タトゥーにモザイクがかかることもあるほどだ。

タトゥー人口は増加中。アイドルの影響も?

今もタトゥーに対する抵抗感が強く、テレビでの放送も厳しく規制されている韓国。

だからこそ芸能人のタトゥーにも注目が集まり、議論になることもあるわけだが、最近はタトゥーを入れる一般人も増えているという。

韓国ファッションタトゥー協会のイム・ボラン会長は、韓国メディアとの取材でこう話している。

「最近はタトゥーに対する関心が高まっており、ファッション、芸術、呪術的な効果などその理由もさまざまです。昨年(2017年)に比べてタトゥーを入れる人も大きく増加しています。来年はさらに増えるでしょう」

イム・ボラム会長によると、韓国のタトゥー人口は現在100万人を突破しているそうで、その背景に芸能人の影響があることは間違いないだろう。

韓国メディア『東亜日報』も、“セクシーNO.1アイドル”と呼ばれる元4minuteのヒョナが左肩に「My mother is the heart that keeps me alive」と母へのメッセージを刻んでいることなどを紹介しながら、「タトゥーに対する認識の変化には、芸能人たちが果たした役割も大きい」と伝えていた。

芸能人がタトゥーのイメージを変えつつあるということだが、この事実は、りゅうちぇるのタトゥーが議論を巻き起こしている日本にとっても参考になるかもしれない。

いずれにしても、韓国でも賛否両論があるタトゥー。日本と韓国がナイーブなこの問題をどう消化し解決していくか、気になるところだ。9/8(土) 7:00