いきなり前編の反省ですが、改めて読みなおすとダメ出しが多かったです。
総じて言えば面白い興行だったのに、いざコメントしようとすると指摘ばかりになってしまいます。
これは良くないです。会社でこんな上司は嫌われます。
もっと褒めてください。そんな部下の声が聞こえてきます。
まぁ私は万年平社員なので部下はいないんですけど。
そんな世知辛い現実はいったん忘れて、今回はまず試合以外の部分で良かったところを2点褒めようと思います。
ちゃんと褒めてて偉い！と思ったらチャンネル登録・高評価をよろしくお願いします。（？）
…さて、ここからはちゃんと褒めますね。
まず1点目として興行のテンポが非常に良かったです。
セミ前までの試合時間もそうですが、試合後のマイクや乱入などがあまり無く、試合前の煽りVもメイン以外無かったと思います。
そのため、試合が終わると選手がすぐに退場し、
そのまま次の試合の入場が始まります。
これは見ている側の集中力を持続させる意味で凄く良かったです。
煽りVは、良いものは試合に向けた気持ちを盛り上げますが
会場の雰囲気をリセットしてしまいますからね。
1つのパッケージとして大会を盛り上げていくには
この形はアリなんじゃないかなと思いました。
2点目ですが、ドームに入る際の導線というか
入場列のさばき方が良かったです。
観客数が違うので比較して良いか分かりませんが、
参考として2022年に別のイベントで東京ドームに行った時の話です。
東京ドームのチケットは席番だけでなく入場ゲートも記載されています。
その時は「22ゲート」と記載されていました。
22ゲートに向かったところ、係員の方が叫んでいます。
「これ以上22ゲート、23ゲートには並べません！24ゲートに回ってください！」
並びすぎた列をさばき切れず、パンクしているようでした。
仕方ないので24ゲートに向かいます。
5分くらい歩き到着すると、係員の方が叫んでいます。
「24ゲートは大変混雑しています！22ゲートに向かってください！」
いや待てと。ドラクエ２のサマルトリアかと。
各ゲートの連携が取れておらず、とにかく自分のところは一杯なので他に行ってくれという叫び。
ちなみにこの時はそのまま24ゲートに並んで、30分以上かけて入場しました。
で、今回の1.4です。
偶然にも今回もチケットは22ゲートでした。
行ってみると係員の方が叫んでいます。
「22ゲートにはもう並べません！24ゲートに回ってください！」
24ゲートに移動したところ…。
すんなり入れました。ほぼ並び無しです。
やはり20年以上、ドームでイベントを打っている実績でしょうか。
結構ギリギリに行ったのに、最初の試合からちゃんと見れたのは
あの優秀な導線のおかげです。ありがとうございました。
よし。ちゃんと褒めて前回をプラマイゼロにしたところで（？）
続きに行きましょうか。
・第4試合『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』決勝戦
× 成田 蓮 vs ザック・セイバーJr. 〇
（10分32秒 腕ひしぎ十字固め）
NJPW WORLDというのは新日本プロレスの動画サービスのサブスクで、そこ主導で作ったベルトということですね。
その初代王者を決める試合です。
このベルトについては、タイチ選手のコメントだったか
「TVチャンピオンって何だよ？飯でも食って決めるのか？」
というのが面白かったです。
試合に負けた成田選手は、師匠の柴田勝頼そっくりムーブが賛否ありそうですが個人的には良いと思っています。
まだまだこれからの選手。まずは模倣から入って、後から自分らしさを足していけば良いですから。
で、このベルトですが今後どうして行くのか。
試合時間を常に15分1本勝負にするとのことなので
スピーディな試合展開になります。
短時間で試合を終わらせる矢野さんのようなタイプを主に使っていくのか。
逆にダラダラと引き延ばして時間切れ防衛を重ねるのも１つの手ですよね。
面白い運用方法を期待したいです。
・第6試合
〇 海野 翔太,棚橋 弘至,武藤 敬司
vs 内藤 哲也,SANADA,BUSHI ×
（9分20秒 デスライダー）
武藤選手の新日本ラストマッチでした。
対戦相手のSANADA選手、BUSHI選手は武藤選手のかつての弟子であり、内藤選手はドームで対戦経験もある因縁の相手。
どの顔合わせも興味深い。
しかし、試合はあっさりと終わってしまいました。
6人タッグで9分はかなり短く感じます。
特に武藤-内藤の絡みがほぼ無しで終わるとは思いませんでした。
この結果をどう読み解くか。
2月に引退する武藤選手の対戦相手はまだ未定ですが、
内藤選手になるんじゃないかという気がします。
そうでもしないと消化不良すぎるというか
これは何だったんだという話になるので。
続きはまた後日にします。
冒頭の褒めに尺を使いすぎました…。