はじめまして!ぐれあるです。

ボチボチ旅行記など書いていこうかなと思います。よろしくです!

 

 さて、この前の年末年始に日本海側をぶらぶらと旅行してきたので書いてみます。

12月28日から12月31日までの3泊4日の日程です。

 では、1日目をどうぞ!

 

1日目 名古屋→青森・深浦

 

 スタート地点は本州最北の青森からです。筆者は名古屋に住んでいるのでまずは飛行機を利用しました。

 名古屋空港へは駅からだと遠いので各地から連絡バスが出ています。

 

あおい交通

名駅ミッドランドスクエア前~栄錦通(復路のみ)~名古屋空港 20分700円

勝川駅~味美~名古屋空港 勝川駅から20分300円、味美から15分200円

   (勝川駅は普通・快速が停車、味美は名鉄小牧線からのほうが近い)

 

名鉄バス

西春駅~名古屋空港 20分400円 (西春は普通・準急・急行・快速急行が停車)

名駅バスセンター~伏見~栄オアシス21~名古屋空港 ※運休中

 一時期、名古屋市営バスの黒川11系統(黒川~北部市場)を使った空港乗入の検証実験も行われていたのですが運行には至りませんでした。

 

 名古屋から青森の場合、名古屋空港から青森空港まで1日3便(すべてFDA)が運航しています。

 そのなかでも第1便の名古屋8:15→青森9:35のFDA361便を利用しました。

費用は25歳以下に適用されるユース割15,000円+燃油サーチャージ1,300円で16,300円でした。(12,000円の最安チケットは取れず...)

航空券

飛行機

 361便は定刻より20分ほど遅れ出発しましたが、青森空港には5分遅れの到着まで回復しました。この日は運よく晴天の区間が長かったため、景色を堪能できました!

富士山

新潟市街

青森上空

青森空港

 

 青森空港からは青森駅(JRバス東北)と弘前バスターミナル(弘南バス)へ連絡バスが出ています。

 私は青森駅への連絡バスを利用しました。青森駅へは35分で860円と高め。これは青森空港が有料道路の途中にあるからです。定刻では9:50発ですが飛行機が遅れたため10:00発に。青森駅へは35分とありますが、実際には25分ほどで到着し、定刻とほぼ同じでした。

 青森駅からは日本海沿いを延々と南下し名古屋駅を目指します。青春18きっぷやJR北海道&東日本パスの利用も考えましたが普通乗車券のほうが良いと分かったので今回は普通乗車券を選択。

 しかし、経由路線が16を超えるとマルスでの発券ができないので、出札補充券と呼ばれる紙での発券となります。注意点として、出札補充券の作成には数日間かかるので早めに購入しましょう。また、GW・お盆・年末年始の1か月前からは非常に混雑するので窓口の多い駅(筆者の場合名古屋駅)をおすすめします。また、経路確認等も含め窓口での時間も30分ほどかかります。

 

今回使用した乗車券(経路が複雑なため別紙に経路が記載されている)

 

 経路は「青森→川部→東能代→秋田→新発田→新潟→新津→会津若松→小出→長岡→東三条→吉田→柏崎→直江津→糸魚川→金沢→近江塩津→山科→名古屋」となっています。(後に長岡→柏崎は信越本線経由に変更)

 経由路線は「奥羽本線・五能線・奥羽本線・羽越本線・白新線・信越本線・磐越西線・只見線・上越線・信越本線・弥彦線・越後線・信越本線・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・北陸新幹線・北陸本線・湖西線・東海道新幹線・東海道本線」となっています。運賃は学割適用で13920円。結構なお値段となりました。

 

 さて、まずは青森10:39発の普通 秋田行に乗車します。2両編成のため、車内は若干の立ち客が出る程度の混雑具合。切符上では川部駅まで利用することになっていますが、接続する五能線の時間の都合上途中の大釈迦駅にて下車。この駅からは五能線・津軽鉄道の五所川原駅までの弘南バスが1時間に1本程度あります。

(ちなみにこのバスは青森市の青森営業所から出ているため、青森駅から乗車しても大丈夫です。)

 また、バス停「大釈迦駅通り」は駅から徒歩5分程度離れているので注意してください。「五所川原駅前経由エルムの街」行のバスはは5分ほど遅れて到着。車内は席が埋まっていたので途中まで立っていました。五所川原市内までほとんど乗降はありませんでした。

 11:33にバス停「大町」で降車。運賃は950円でした。このまま、五所川原駅まで行って津軽鉄道に乗車してもよかったのですがここはバスを乗り換え、「小泊案内所」行に乗車。こちらはガラガラで二人ほどしか乗っていませんでした。津軽鉄道とほぼ並走するような形で走っています。

 12:30、「(津軽)中里駅前」に到着。運賃は840円でした。日本最北の私鉄、津軽鉄道の北端です。駅には食堂と小さな資料館が併設されていたため、次の列車まで1時間ほどありましたがいろいろ見て回れました。お昼時のため、駅内の食堂で津軽煮干中華そばを食べました。

 

津軽煮干中華そば(600円)

 

 そして、一通り駅を見た後にストーブ列車に乗車。前側にディーゼルカー、後側に客車をつないでおり客車のほうにストーブが設置してあります。ストーブ列車乗車時にはストーブ列車料金500円が運賃に加え必要になります。津軽中里駅からは数名が乗車し、13:37に出発。ストーブと通路を挟んだ席に座ったのですが程よい暖かさでした。車内販売も行われており、もちろんスルメイカ(700円)を購入。ストーブで乗務員の方が焼いて下さる仕組みです。また、ストーブに使われている石炭は日本最後の炭鉱、「釧路コールマイン」のものを使っています。

 

ストーブ列車

スルメイカを焼いている様子

 

途中駅の金木駅から多くの客が乗車。太宰治の出身地であるため、斜陽館等の見学ツアーの帰りでしょうか。席は7割くらいが埋まりました。また、先頭のディーゼルカーは追加料金がかからないため地元住民の利用と棲み分けがなされています。

 45分乗車し、14:22に終点津軽五所川原に到着。運賃870円+ストーブ列車料金500円でした。

 五所川原市内をぶらぶらと散策し、15:10発のリゾートしらかみ4号 秋田行に乗車します。この列車は青森・弘前~秋田を五能線経由で結ぶ観光列車で5時間以上かけて結んでいます。快速列車のため青春18きっぷ等でも指定席券の購入で乗車できます。しかし、車内は1両に5人程度の乗車でかなりのガラガラでした。4両編成で1・3・4号車がリクライニングシート、2号車がコンパートメントのボックスシートとなっています。今回はリクライニングシートを指定したのですが、ボックスシートは寝ころべるようにもなっており、そちらにすればよかったと乗車後に気付きました。(乗車後の座席変更は原則不可。しかしガラガラだったので変更は可能だったと思います。)

 

リゾートしらかみ

 

 鰺ヶ沢駅を過ぎると日本海が右側(A席側)に見えます。夕方の曇天と相まって、モノクロの風景が印象に残りました。そして日本海に面した千畳敷駅で15分間の停車。ここでは駅の外に出られるようになっており、千畳敷海岸を散策しました。岩肌が広がっているのは江戸時代の地震で隆起したからだそうです。海風が吹いていましたが暖冬だからなのかあまり寒くはなかったです。

 

千畳敷海岸

 

 夕方の五能線をひた走り、16:38に深浦駅に到着。この駅では対向のリゾートしらかみ5号青森行とすれ違います。深浦が五能線内の最大の街ですが、私以外の乗降はゼロ。時間はかかりますが快適な快速列車ということで秋田まで乗りとおす人が多いのでしょう。

 

深浦駅

 

 深浦町はマグロなど海産物が豊富な町で十二湖の青池や日本海に沈む夕日などが大変美しいそうです。駅の近くには民宿がありますが年末年始のため休業。この日は深浦観光ホテルに宿泊しました。朝夕食付きで9900円。駅からは歩くと遠いため、無料の送迎があります。ホテルに着き、部屋に通されるとまさかの十二畳!一人にしてはあまりにも広い部屋でした(笑)。

 19時ごろに夕食を食べに食堂に行ったのですが、私以外誰もおらず、ぼんやりとテレビを見ながらひとりさみしく食べていました。食事はマグロの刺身やきのこと豚肉のみそ焼きなど盛りだくさんでした。

露天風呂付きの大浴場に21時前に行ったのですがほかの方は誰もおらず、露天風呂を独り占めできたのはいい思い出です!

 

深浦観光ホテル

 

 1日目はここまで。次回は深浦から新潟まで一気に日本海側を南下していきます!

ここまで拙い文章を読んでくださりありがとうございました!