先日 家族で
八代亜紀の『雨の慕情』の歌詞
雨 雨 降れ 降れ もっと 降れ 
私のいい人 連れて来い
の解釈について 
相手は ガテン系の職業の方なのか?
と 話題になった

僕は  電力会社の 妻子持ちで
雨が降ると 有事に備えての
泊まり込みという理由で
雨降りの時 宿泊する可能性が 
高い人なのでは ないかと言いながら

大作詞家の阿久悠先生が
そんな ストレートに
解釈される様な 作詞を 
される訳が 無いよなー
という 違和感が 気持ち悪く

ネットで 検索してみた

なるほど
ガテン系説は 一般的な様だ

しかし この 収まりの悪い
違和感は 解消されないので
今一度 歌詞を 眺めてみた

改めて見えてきたのは
AメロBメロには
雨と 関係するキーワードは 出てこず
主人公と 相手の 
過去の関係性と 現在の状況説明のみだ

そして 突拍子もなく あの有名な 
雨 雨 降れ 降れ …が 出てくる
しかも 全く同じ フレーズが 
2度リフレイン
しかも 2番も 全く同じフレーズ
相当に 強い印象を 焼き付けてくる

そんな 事から 相手と 雨の関係性は無く
むしろ 雨と 自分の涙(未練)が シンクロし
更に ちょっと 自暴自棄になっている
状態であると 推測

しかし この、後の
私の いい人 連れて来いは
一途な 女の 刹那く健気な想いを表している
あと もう1つ 暗黙の世界で
誰もが 知ってる 童謡『あめふり』の一節
あめ あめ ふれ ふれ 母さんが 
蛇の目で お迎え 嬉しいな…
という 雨=大切なひとが迎えに来るという
日本人の中に 刷り込まれた 
無意識の心理との 結び付きも
忘れてはいけない 仕掛けが 
あった事を 考察せずには 居られない

自暴自棄と 刹那さの 合わせ技に 
無意識とのシンクロ

これは スイカに 塩振って食べた時
甘みを 強く感じるのと
親の実家(通称 田舎)を 思い出し 
目で 舌で 心で 美味しく味わえる
そんな感じと似ている

ただ 祖母の近所に住んで居た 僕は 
スイカを 嫌という程出されて
スイカ嫌いに なってしまったんですがね

そんな訳で スイカの食べ過ぎには
注意しましょう

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