昨日TVで救急患者のたらい回し問題のことをやっていた。


それをみてとても考えさせられるものであった。


実際、自分の祖父が運ばれたときいくつかの病院で拒否されて・・・かなり時間が経ってから搬送先が


決まったということがあった。10年以上まえの話であるが・・・


たらい回し問題は今に始まったことではない。


しかし・・・ここにきて多くのたらい回しが現実に起きていることは見逃すことのできないことだし・・・


もし自分だったり自分の家族がその立場になったときに何のための救急医療なんだと納得ができないと


思う。


この根本の原因はなんだろう??


慢性的な医師不足なのか??医療機関の不足なのか??


大都市圏で医療機関が不足しているということはないだろう。となると受入の病床が不足・・・すなわち医師


看護士の不足なのだろう・・・


なぜこんな医師不足が生じてしまったのか?


政府や管轄の厚労省のやり方に問題があったのではないか。社会保障費を年2200億円削減したり、診療


報酬を引き下げたり・・・それにより医師の数が減る・・・医師の数が減れば仕事が激務となる・・・さらに


医師の数は減る・・・と悪循環を生んだだけのやり方だったのではないか。


構造改革と称して行った小泉改革のひずみが命の砦である医療にまで及んでいるのではないか。


また産科医の不足はさらに深刻だ。


産科医になりたいと思う医学生が少ないと聞く。


なぜか??


産科というと安全な医療というイメージがないだろうか?妊娠したら無事赤ちゃんが生まれてくるのが当り前


となっている今の世の中・・・もちろん母子共に安全にお産を行うのが医師の務めだが・・・安全な医療という


イメージから産科医に対する訴訟も増えていると聞く。他の科の医師に対する訴訟の何倍にも及ぶという。


訴訟を起こされるリスクの高い産科医を避ける傾向にあると聞いたことがある。


また・・・男性の産科医を嫌う妊婦さんが増えているという。女性のデリケートな部分で男性は嫌だと思う気持ち


も解らないでもないが・・・これも産科医が減っている原因のひとつとなっている。


女性産科医は増えているが・・・女性産科医自身が子供が出来たりして現場から離れることも多い。


そうなると産科医の数は増えない。


原因は様々な問題が挙げられるが・・・政府や厚労省は一刻も早く何か対策を立てなければならない時期に


きているのではないだろうか。人の命が懸かっているのだから・・・


景気対策をすることも大事であるが、人間あってこそ景気も浮上するのではないか。


命の砦である医療がしっかりしていなければ、安心して仕事も出来ない、安心して他の消費にお金を回す


ことができない。


2兆円の定額給付・・・景気対策になるのかならないのか解らない現金ばら撒きをやるより医療や社会保障に


まわした方がよかったのではないか・・・


まぁ社会保障費に回しても国民にすぐに解るものではないから現金をばら撒いた方が解りやすくて支持率に


影響があると踏んだんだと思うけど・・・なんか浅はか・・・(;´Д`)ノ