特に用事があった訳じゃないけど、久しぶりに東京に住むMに電話した。


Mと言えば思い出す事がある。。。。

あの苦痛にゆがみ、怒りに震える顔を。。。



その出来事は確か中学生の時だったと思う。

学校の売店のジュースの自販機(カップのやつ)がなぜか、

お金を入れなくても買えてしまう状態になっていた。

その自販機の前には行列が出来ていて、中にはおぼんの上に何杯も乗せてる人もいた。

しばらくすると行列も消え、誰かが自販機のコンセントを抜いていた。


そんな時だった。

遅ればせながら夢の自販機のうわさを聞いたMが現れたのは。


Mが自販機のボタンを押しても反応が無い。

彼の背中から明らかに焦り感が伝わってくる。

コンセントが抜けてるのに気付くと、電源を入れようとしてる。

しかしコンセントの電源はちょっと上の方にあってコンセントを入れるには、

牛乳パックが入れてあったトレイ10段くらい積まれた上に乗らなければならない。

意を決したMはその不安定なトレイに登り始める。


するとそれを見ていた正義感の強い一人の小学生の女の子がMの元へ走って行く。

すると、《おにーちゃん!ダメ!》と言いながらMの足を引っ張ってる。

不安定な高い所に居るMもやめろ!と必死な形相でバランスをとってる。

女の子もひるまず足を引っ張り続けるwww。

そしてバランスをくずしたMは落下するのだった・・・。


Mは痛みに耐えてるようで、うづくまり動かない。

近寄って見ると、サンダルからのぞく彼の足の親指の爪が剥がれてパカパカしてるのであった。

(((( ;゚Д゚)))カタカタカタカタカタカタカタカタ

自分が悪いことをした訳で、女の子を怒る事も出来ずに苦痛な表情を浮かべるM。



そんなMも最近入籍。

おめでとうございます。



しかしながらあの時、Mに言えなかった事がある。

あの女の子もMがやってくる前、夢の自販機ジュース飲んでたよって事。

(´゚ω゚):;*.':;ブッ





おわり