※以下の記述を含め、猫の島調査報告書では基本的に作家諸氏の敬称は記しておりません。
ご不快の向きもあるかとは思いますが、個人的に違和感が有るので固有名詞のみ呼称で失礼いたします。
今回、長めです。
先日サインを戴いたのは、
似鳥鶏の葉山シリーズ「まもなく電車が出現します」と「いわゆる天使の文化祭」。
アンソロジー「放課後探偵団」以来の葉山シリーズ。この数年の硲の情弱および不甲斐なさで、なんと三年ぶり。あああああああ。
似鳥鶏(※1)には
何故か硲の名前に興味を持たれ、その話題を編集部のかたも膨らませてくださる。あれ?
そうこうする内に金魚頭ゆえ、葉山シリーズの屋上の恋文の話(※2)と、パティシエの山小屋の話(※3)が好きですという感想を伝え忘れる。そっちが本題だというのに何をしに行ったのか。
そして
有栖川有栖の「女王国の城」上巻(※4)。
それから、「こころゆさぶる、あのひと言」/岩波書店。
ぶっちゃけると、東京創元社刊に限らず、
有栖川有栖の単独著作は同作品であっても、ハードカバー/ノベルス/文庫/表紙違い/大活字版/各出版社版の一通りが既に手元に有る訳で。(※5)
家に五冊目の「月光ゲーム」を連れ帰る事態も困るので、八重洲ブックセンターに問い合わせ。
そこで判明したのが、案内ページの「当日、会場で購入した本」
=「当日、会場(のある八重洲ブックセンター本店内)で購入した本(東京創元社に限らない)」でOKとのこと。
ということで、未購入で当日までに取寄せ可能な本が写真のこれ。(※6)
続いて有栖川有栖にて、また何故か名前に問題がw。
「フルネームでいいんですよ」
「硲という、これでフルネームです」
「???」
「ハンドルネームなのでこれで全てです」
「ほらフルネームじゃないよね(笑)」(※7)
あれ? 予約は普通の名前でしていたので、そっちに合わせるべきだったのか。
しかし書いていただけるならば、より愛着のある「硲」宛てで欲しい。
こういう場合の常識がよく判らないのだが、宛書きって皆さん本名なんですかね。 そもそも数多くのサイン会をこなされているかたが仰っているのだから、多分そうなのだろうけど。
しかしお二人とも(東創やブックセンターの皆様も)、
とてもとても丁寧に対応なさっていて、こういう大人にならななーと、そういった面でも勉強になりました。(※8)
※1……美少女の方の似鳥ではなかったので残念(笑)。しかし低音美声で長身イケメンという硲のコンプレックスをこれでもかと刺激するナイスガイ。著者近影は、即刻トークショーの際の写真に替えるべき。
そして生で老眼鏡萌語りを聞いてたまげる。ブログの文章とほぼ同じ言葉で語られていたので、入念なキャラ設定なのかw、あれが素の言葉運びなのか。
※2……「さよならの次にくる〈卒業式編〉」所収の「あの日の蜘蛛男」のこと。
※3…… 連作短編「パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から」所収の3話目「星空と死者と桃のタルト」のこと。
2010年代にこの物理トリックをかましてくれた勇気もしくは天然さを賞賛したい。なにしろ昭和どころか大正ぐらいのイメージ、かつ処理が難しいのでよくやったと言いたい。
※4…… 下巻も合わせて購入。
両方とも祖父にプレゼント済み。
※5…… 2014年4月現在、残りは数ページ単位の共著が4冊。
(外国語版、雑誌、電子書籍を除く)
※6…… というか、これしか取り寄せられなかった。
結果的には鮎川哲也について語られている一節であり、既読ながら、初心に返るという今の自分読書テーマにも合っていて満足。
※7……有栖川も美少女の方ではなかったので萌えはなかったが(笑)、きさくで可愛らしい感じのかただった。
このネタ懐かしいな。江神さん伊神さんに続く遺伝?
※8……硲は似鳥氏と略々同学年なので、すでに手遅れ感が否めない。
今回、長めです。
先日サインを戴いたのは、
似鳥鶏の葉山シリーズ「まもなく電車が出現します」と「いわゆる天使の文化祭」。
アンソロジー「放課後探偵団」以来の葉山シリーズ。この数年の硲の情弱および不甲斐なさで、なんと三年ぶり。あああああああ。
似鳥鶏(※1)には
何故か硲の名前に興味を持たれ、その話題を編集部のかたも膨らませてくださる。あれ?
そうこうする内に金魚頭ゆえ、葉山シリーズの屋上の恋文の話(※2)と、パティシエの山小屋の話(※3)が好きですという感想を伝え忘れる。そっちが本題だというのに何をしに行ったのか。
そして
有栖川有栖の「女王国の城」上巻(※4)。
それから、「こころゆさぶる、あのひと言」/岩波書店。
ぶっちゃけると、東京創元社刊に限らず、
有栖川有栖の単独著作は同作品であっても、ハードカバー/ノベルス/文庫/表紙違い/大活字版/各出版社版の一通りが既に手元に有る訳で。(※5)
家に五冊目の「月光ゲーム」を連れ帰る事態も困るので、八重洲ブックセンターに問い合わせ。
そこで判明したのが、案内ページの「当日、会場で購入した本」
=「当日、会場(のある八重洲ブックセンター本店内)で購入した本(東京創元社に限らない)」でOKとのこと。
ということで、未購入で当日までに取寄せ可能な本が写真のこれ。(※6)
続いて有栖川有栖にて、また何故か名前に問題がw。
「フルネームでいいんですよ」
「硲という、これでフルネームです」
「???」
「ハンドルネームなのでこれで全てです」
「ほらフルネームじゃないよね(笑)」(※7)
あれ? 予約は普通の名前でしていたので、そっちに合わせるべきだったのか。
しかし書いていただけるならば、より愛着のある「硲」宛てで欲しい。
こういう場合の常識がよく判らないのだが、宛書きって皆さん本名なんですかね。 そもそも数多くのサイン会をこなされているかたが仰っているのだから、多分そうなのだろうけど。
しかしお二人とも(東創やブックセンターの皆様も)、
とてもとても丁寧に対応なさっていて、こういう大人にならななーと、そういった面でも勉強になりました。(※8)
※1……美少女の方の似鳥ではなかったので残念(笑)。しかし低音美声で長身イケメンという硲のコンプレックスをこれでもかと刺激するナイスガイ。著者近影は、即刻トークショーの際の写真に替えるべき。
そして生で老眼鏡萌語りを聞いてたまげる。ブログの文章とほぼ同じ言葉で語られていたので、入念なキャラ設定なのかw、あれが素の言葉運びなのか。
※2……「さよならの次にくる〈卒業式編〉」所収の「あの日の蜘蛛男」のこと。
※3…… 連作短編「パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から」所収の3話目「星空と死者と桃のタルト」のこと。
2010年代にこの物理トリックをかましてくれた勇気もしくは天然さを賞賛したい。なにしろ昭和どころか大正ぐらいのイメージ、かつ処理が難しいのでよくやったと言いたい。
※4…… 下巻も合わせて購入。
両方とも祖父にプレゼント済み。
※5…… 2014年4月現在、残りは数ページ単位の共著が4冊。
(外国語版、雑誌、電子書籍を除く)
※6…… というか、これしか取り寄せられなかった。
結果的には鮎川哲也について語られている一節であり、既読ながら、初心に返るという今の自分読書テーマにも合っていて満足。
※7……有栖川も美少女の方ではなかったので萌えはなかったが(笑)、きさくで可愛らしい感じのかただった。
このネタ懐かしいな。江神さん伊神さんに続く遺伝?
※8……硲は似鳥氏と略々同学年なので、すでに手遅れ感が否めない。