「誰かのため」 | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

自分はひとでなしだから、誰かの為になんて動いたことは無い。
誰かの幸せな顔を見て、満足する自分の為にしか行動しない。
そんなこたぁ分かってる。



泣き落としされても効かないし、
好意を持たれても悪意をぶつけられても、自分の基本スタンスはほぼ動かない。
よくよく考えてみると、ベクトルは『自分→相手』の一方向のみ想定の気がする。



拒否られたら追わなくなるけれど、心理的には変わらん。
好意は薄くならない。
会わない間の情動のズレがあまり無いというか、好きなものは好きだし、合わねーなと思うものの苦手感は何年経とうと無くならないし薄くもならない。


勿論、無関心から好きになることは有る。
中身を知って好きになる可能性はいつだって有る。


どうも固定観念が強いのか、あまり他人からは聞かない分類が有ったりする。
苦手でも好き、とか。行動は好みだが接触はしたくないとか。

後、苦手な相手にもフェアでいたい。
誰に対しても同じ基準で向き合いたい、というかそれしかできねー。
バリバリ褒める。美点は美点、欠点は欠点。
(事実を言われて怒る気持ちは未だに解らない。勿論、捏造に対しては怒るのが当たり前。)


逆に信用してないが、大好きな相手もいる。
気に入らない言動に対しては面と向かってこきおろすし、
多分付き合ってる最中じゃない限り、俺が好きな相手は他人からは判らないんじゃないだろうか。
好きなんだと口に出してさえ冗談に聞こえるという。
苦手な相手のことを好きだと誤解されることもたまに有るぐらいだしな。


夜中に何をグチャグチャ並べてるんだと、
この辺で我に返る。
扨、寝なおそう。



次は、よい夢を。