昨日から並行読みもいいところで、
「長谷川時雨全集」の2巻(小説より美人伝が大半を占める)、
「芸者論」、
「ひとりで生きるモン!」、
「ただいま独身中」、
「東京繁昌記」
と、東京に咲く芸者に重きを置いたラインナップである。
木村荘八が書いていた頃の赤坂近辺なんて、まだまだ芸者さんが沢山居たといふに、何処の梨園の御曹司なのかも詳しく知りたい(笑)。
代わりに、隅田川は綺麗になったんだよーと教えてあげたい。
つか、スカイツリーとかもうね。
葛西太郎に河童以外の意味が有ったとは初めて知った。
やっぱ「シ墨東綺譚」を今一度読み返さねば。
衝動買いした「香菜里屋を知っていますか」では、シリーズが完結していたことに、一応安心。
くどくどしいのも時には有難い。そして、いつもながら美味そうな、日常の謎である。
<参考画像>
時雨全集の画像が出ないので代わり↓
全集のほうの表装は、鏑木清方と前田青邨。
- 旧聞日本橋 (1983年) (岩波文庫)/長谷川 時雨
- ¥578
- Amazon.co.jp
- 芸者論―花柳界の記憶 (文春文庫)/岩下 尚史
- ¥630
- Amazon.co.jp
- ひとりで生きるモン!3 (キャラコミックス)/西 炯子
- ¥690
- Amazon.co.jp
- ただいま独身中(1) (まんがタイムコミックス)/辻 灯子
- ¥650
- Amazon.co.jp
- 〓東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)/永井 荷風
- ¥483
- Amazon.co.jp
- 香菜里屋を知っていますか (講談社文庫)/北森 鴻
- ¥610
- Amazon.co.jp
- ¥735
- Amazon.co.jp