今日も算額、明日も算額 | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目


毎日、和算や算額の話ばかり、というのも興奮しすぎで宜しくないので
今日はそろそろとミステリに手を伸ばしたり。


「黒き舞楽」/泡坂妻夫/新潮文庫。


実は10~15年くらい前に、
千葉か埼玉辺りの郊外を舞台に、古い操り人形(文楽人形に近い)が見つかって云々、とゆー短編ミステリを読んだ。

今思えば文楽に興味を持ち始めるきっかけの作品なのだが、しかし題名も作者も覚えておらず、折りにふれ思い出しては気にしていた。若い女主人公とストイックな男が出てきた、はずだ。

記憶ではノベルスのアンソロジーに収録されたのを読んだので、講談社ノベルスの「本格ミステリ」シリーズだと思い込んでいたが、あれは10年前からしか発刊されていない。
大体、いくら短いとはいえこの中編サイズをアンソロには入れないだろうし、違うよなぁ。

と思いながら、
あらすじが近いこの作品を読み始める。
文章に見覚えもないみたいだし違うみたいだな。特殊設定も前のには無かったと思うし。

文章自体は、泡坂なので、非常に読みやすくていい。
雰囲気はちょっと時代がかってるかな。昭和40~50年代の香りがする。何時設定だろう。


結末の驚きを求めて、進行中。