有栖川だけ読んで放置していたこちらの1冊をご紹介。
ミステリー分高いよ

- 川に死体のある風景 (創元推理文庫)/大倉 崇裕

- ¥903
- Amazon.co.jp
「川に死体のある風景」/創元推理文庫。
●「玉川上死」/歌野晶午。
夏休みに入る頃、蒸し暑い玉川上水を流れていく死体。追う警官。
インターネット中継されていた現場には、死体の少年の級友がいたのだが……。
公式あらすじ(本書扉下部)によると少年同士の愛憎の機微を描いたそうですよ。
ここからミスリーディング始まってるおw
わっかりやすいが視点変換は好きだ。父親冷静すぎる。
●「水底の連鎖」/黒田研二。
冬の長良川。大水で濁った中に投げ出された車がひとつ。
引き上げ作業中の水難救助隊員は川底で何を見つけたのか。
序盤以外ほとんど推理会話で成り立っていた。
登場人物に癖有り。文章自体は読みやすかった。ちょっとご都合主義かなぁ。
水に突っ込んでも、流されるだけで消える訳じゃないのん。あわあわあわ。
●「捜索者」/大倉崇裕。
冬山の遭難者救出中に1人の男が沢に落ちた。山小屋に残っていた彼は何故、中途の川付近にいたのか。
そして、雪解け。またも同じ沢に滑落者が浮かぶ。
こちらも救助隊員もの。
アンソロ中1番好みな作品。
峻厳な山の趣と、ひとつの手掛かりから事実が露わになるところがいい。
(字数制限の関係上、次に続きます)