今日は、「yomyom」2009年12月号(/新潮社。)に載っていた丸谷才一のヱッセイをちょろっと読む。
今度中国語訳の短編集が出るらしい。
丸谷才一は私小説的短編が苦手だと言う。自分の小説は、現実に添わせない。主人公には、自身が絶対にとらない言動をさせる。
言ってみれば、行動しない人の夢想を描いたもの、というようなニュアンスの書きかたをしていた。
こう言い切られると一寸寂しいかったり、
やはり先入観が出来上がってしまうところがエッセイは苦手だと感じたり。
まぁ紙上で華麗なる嘘を織りなして見せてくださればいいんですがね。
雑誌自体は全部読んでないのだが、
取り敢えず丸谷才一が読めたからいいかな。
表紙は白地にピンクのハート。シリーズで1番好き。
- yom yom (ヨムヨム) 2009年 12月号 [雑誌]/著者不明
- ¥680
- Amazon.co.jp
ブログネタ:新成人にひとこと
参加中
案外、自分でどうにでも出来る。