11月のまとめ とか | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

 
2009年11月の読書メーター
読んだ本の数:42冊
読んだページ数:7331ページ
 
その内、
漫画:21冊
再読:3冊(漫画含む)
 
ちょっとペースが戻ってきたな。
ブログ記事にもう少し反映しよう。
 
 
 
★桔梗紋★
「QED~ventus 御霊将門」/高田崇史/講談社文庫。
 
とうとう、実時間枠で事件が起こりませんでした(笑)
まぁ、ちとストーカーがキモいぐらい。
神山嬢はいつまで引っ張るのでしょうか。沙織と同様にレギュラー化ですかね。
 
なにはともあれ、
「将門は怨霊ではない」証明はキレイになされたので、本題はクリアです。
鮮やか。
 
ところで解説に
シリーズ次作の「河童伝説」の裏設定暴露があります★
 
作品自体のネタバレではないけれど、しっかり先入観はもたされます。
その辺り苦手なかたは回避した方が良いです。
せめて「河童~」の解説でやって欲しかったです。そういった状態で読みたくないなぁ、と。
 
 
 
☆名探偵☆
「世界名探偵倶楽部」/パブロ・デ・サンティス/ハヤカワ・ミステリ文庫。
 
すべての探偵に側近が必要とは限らない。
と言っていた名探偵が、なんと住み込みの探偵講座を開くと募集をかけました。
これは探偵助手に成れると意気込んできた若者の内の1人が主人公だったのですが……。
 
自ら『探偵』『謎解き小説』『事件』への盲信を叩き斬り、しかし妄執は捨てきれなかった人の箴言集かのような1冊。
事件はそこまでじゃないけれど、によによしながら読みました。