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やる気は出てるが、熱も出てるよ!


……みたいなorz




昨日は少年探偵団シリーズを読んだ。
「鉄塔王国の恐怖」/江戸川乱歩/ポプラ文庫クラシック。

鉄塔王国の恐怖―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)/江戸川 乱歩
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表紙は白い顎髭の爺さん、少年、カブトムシ。
子供の頃は怖くて見られない表紙が沢山あったが、これは大丈夫。
表紙で好きなのは「透明怪人」と「怪人二十面相」。阿修羅展を見ながら「怪人二十面相」を思い出していたのは内緒だ。
今更な話だが、小林少年は毎回表紙に出てるんだな。



<おはなしの筋>
ある日の夕刻、小林少年は道を歩いていると屋台を引いたお爺さんに呼び止められる。
勧められるままに屋台の覗きからくりを見ると、巨大カブトムシが西洋風のお城を登っていたり、動物に襲いかかっている場面が映っていた。
これはほんとうに起きていることだよ、とお爺さんは言って去っていく。

それから直ぐに、真夜中の銀座に人間よりも大きなカブトムシが出現。警官に追われるも、走っている乗用車を乗り越えていずこかへ消える事件が起こった。
巨大カブトムシは実在したのだ!

その後、
大富豪の子供がカブトムシ怪人にさらわれたり
小林少年が単身お城に乗り込んで行ったりする。(←はしょりすぎ)


ともかく小林少年とあの人メイン。
少年探偵団の他のメンバーが出てこないので、小林少年が1人で頑張る場面が多い。明智小五郎探偵もかなり影が薄い作品だった。

そして今作のあの人こと二十面相は、特にヤバい人。
目的が美術品を盗むためのあれこれではないらしいので、異常さが際立っているように感じた。


少年探偵団シリーズのお約束をちりばめた作品であり、話の筋もネタもいつも通りながら、
『背後に何かいるんじゃないかという恐怖』を表現する江戸川乱歩の上手さは流石だなぁと思った。
作中ではその恐怖を、二十面相がわざわざ人為的に作り出しているところを描いている訳で、ネタが割れてもその執念自体が一番恐ろしいものだったりする。



うん、面白かった(´∀`*)