おはよーございましー(・ω・)/
今朝の1冊。
「五足の靴」/五人づれ/岩波文庫。
- 五足の靴 (岩波文庫)/五人づれ
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五足の靴が五個の人間を運んで東京を出た。(本文より)
旅の祈願は安芸厳島。
奢れるものを一時に感じながらの出立、禊ぎ。
時は100年の昔、「明星」の名の下に集いし文学界の新星達の道程。
長崎に異国情緒を求めつつも北九州を大きく廻る靴の上の人々。
西へ西へと求めるものは何であったか。
この時期の文章は読みやすくていかんですな。
風景や土地土地の人の描写が、下調べに基づいてなかったりするから面白いですよね。
旅に出たくなって困ります(・ω・)
あくまで匿名、たまに靴視点(笑)な旅行記で、B、H、I、K、Mとイニシャルで語られる旅人達の正体が知りたいかたは、↓スクロール↓
B=平野萬里
H=北原白秋
I=吉井勇
K=与謝野寛(鉄幹)
M=太田正雄(木下杢太郎)
ま、文庫の表紙に書いてあるんだけどね。
気になるお名前があったかたは、手に取ってみられるも一興(^▽^)