おそよう(・ω・)/
4月1日っ!
記事が上がらなかったよっ!
なもんで、早朝更新のはずが夜更新だよっ!
「山伏地蔵坊の放浪」/有栖川有栖/東京創元社、創元推理文庫。
- 山伏地蔵坊の放浪 (創元推理文庫)/有栖川 有栖
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英題は"BOHEMIAN DREAMS"。
アシモフの「黒後家蜘蛛の会」、「ユニオンクラブ綺譚」、
鮎川哲也の「三番館」シリーズを思い出させる。
バーで客の1人がちょこっとした謎を話して、
常連たちがあーでもないこーでもないと肴にする、そんな短編集。
であるのだが、
本書の謎を語るのは、山伏。
ふらっと、バー"えいぷりる"に来た修験者だ。
この騙り手が胡散臭いこと此上ない。
真相が語られるかも保証されていない(笑)
いったいカクテル"ボヘミアン・ドリーム"を飲む彼は何者なのか?
実は、この山伏は、あのシリーズ探偵ののちの姿だという説もあるんだが……
真相は読んでみて確認してください。
軽く楽しめる本です。
<収録作>
「ローカル線とシンデレラ」
「仮装パーティーの館」
「崖の教祖」
「毒の晩餐会」
「死ぬ時はひとり」
「割れたガラス窓」
「天馬博士の昇天」
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