まさか文庫落ちに、ここまで時間が掛かるとは思いもよらず。
2000年のノベルス刊行で、作品設定は1998年。インターネットも携帯も一般に在るが、少々懐かしい趣の作品だった。
★「ペルソナ探偵」/黒田研二/講談社文庫。
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作家志望者のWebサークル『星の海』に参加しているカストル・スピカ・アンタレス・カペラ・ベガ・ポルックスは、
3ヵ月に1回、各々の作品を載せた同人誌を発行している。
作品と毎週定例のチャットの時間以外には接触をしないどころか、
主催者のカストル以外には本名や住所、メールアドレスすら教えないというルールの下集まったメンバー。
最近はそれぞれの身に起きた事件を小説化していた。
この事件がですね、日常の謎よりも本当に危険域に入っている事件なんだな。
やはり作中作の楽しさ満載。
もちろん、作中作だからこそのトリックも満載。
登場人物それぞれの文体が特徴付いているし、エグいキャラクターも出現しないので読みやすかった。
終盤に人が増えたので少し焦ったが、構造は概ね分かりやすい。
もう1度伏線確認で読み返そうと思う。
解説が、
冷静なようでアゲアゲ↑↑で少し引いた。(内容はとてもとても真面目で良かったのだが。)
この本に限らず、
凄い売り込みかけてたり、メロメロの甘々だったりな解説ではなくて、第三者視点の解説が読みたいなぁ。と、思う昨今。
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