- 流れ星ミュージアム (ディアプラス・コミックス) (ディアプラスコミックス)/松木 加斎
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幼少の頃、天才画家・蓮見青磁に会ったことから真剣に画家を目指すようになった主人公・坂元郁。
180超えの長身で脚の長さは折紙付き。女顔とサラサラヘア、気遣いと真似のできない色使いのデキる21歳。
しかし人呼んで『残念な美形』(笑)
蓮見青磁が、またとてもいいキャラで。
天才故に少し常識はずれた部分はあるが、それ以上に生活感のある30代で。無精ひげ・都こんぶ・ラクダ睫にノックダウンされた。ただの無気力や単なる天然アホじゃない描かれ方でよいよい。
この2人の恋愛が主軸なんだが、どちらかというと人生観が出ている作品。
ストーリーも最近にしては説明し過ぎていない。全部が全部、裏も過去も詳細を並べる必要はないんだよ。これでいい。
印象に残ったのは、眠りから覚めた青磁が、部屋に郁がいないことに気づいて慌ててベランダから下を覗くシーン。あれは怖かった。
しかし松木加斎は10年振りぐらいに見たなぁ。随分あっさりした絵柄になっていたので判らなかった。
ちょっと様子を見るか。