久生の記憶 | 猫の島調査報告書

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月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

今日は心を落ちつかせるため、短編集を持って出掛けた。

★「名短編、さらにあり」/北村薫、宮部みゆき・編/ちくま文庫。


今年の初めの方に出た本で、ちょこちょこと空き時間に読むのにいい。既に何回か読み返している。
内容はあまり心安まる傾向にはないが、面白さ太鼓判が捺された作品群。自分も捺す。
この中では吉屋信子と久生十蘭が好きだ。内田百間(正字は門かまえの中に「月」)の怪談に近い話もお気に入り。


さて、同窓会だが
ありえない程変わらない面々に驚きつつ、また母校の近況を聞いておおいに驚きつつもたいそう盛り上がった。そう言えば昔話はあまりしなかったな。
いや、幹事は大変だよ、あの人数をさばくのは。感謝します。


国語担当の先生にも覚えていただいていて、衝撃的な発言が。

先生「あなたは面白い本を沢山読んでいて、私が初めて手に取った本も有った




先生「久生十蘭とか」


\xAD\xF4( ̄口 ̄)



先生「久生十蘭好きでしたよね?」


大好きですっ! と力強く答えました。


しかし先生、
わたくしに関しては、そのエピソードが1番にくるんですね。


久生十蘭作品を普及する会会員(会員数1人)としては大変喜ばしい事態でした。
ですが
読書感想文に「骨仏」を取り上げてすみません\(^O^)/