スパイになるのも同じこと。
ポイント:アルバニア
部屋の片付けをしていたら、懐かしい本が出てきて読み出してしまった。
「おばちゃまは飛び入りスパイ」になる」/ドロシー・ギルマン/集英社文庫。主人公、ミセス・ポリファックス。
- おばちゃまは飛び入りスパイ/柳沢 由実子
- ¥720
- Amazon.co.jp
実年齢は明記されていない。
作中の彼女の説明は、
・子供は独立し、孫もいる
・夫も先立った
・小柄でふっくらした体つき
・ほとんど白くなった頭髪
・世間知らずの善良なおばあちゃん
平凡な主婦として懸命に結婚生活を送り、現在は清く正しくボランティア(この時代だと慈善活動のがしっくりきますな)に忙しく、周囲との調和も思いやる。
そんな、どこにでもいる女性。
しかし「おばちゃま」は、単なるおばさん、お婆さんとは違う。勿論オバサンやババァとも。
外見からでもチャーミングさが見てとれる人柄を含めた、尊称の「おばちゃま」だ。
1966年の作品であるため、冷戦真っ只中、毛沢東、カストロは全盛という時代背景は慣れないものがあったが、スパイものとおおざっぱに捉えてもいいようだ。
それよりも、おばちゃまの信念を持った行動から正しいアメリカ人を読んだと思う。
こういう「おばちゃま」が居る国にだったら憧れもする。