パキスタン北西部ペシャワルで24日夜、パキスタン航空の旅客機が国際空港に着陸寸前、地上から銃撃を受け、乗客1人が死亡、乗員2人が負傷した。旅客機はそのまま着陸した。同航空会社が明らかにした。
旅客機はサウジアラビア?リヤド発ペシャワル行きのエアバスA310型機で乗客?乗員178人が乗っていた。地上ティンバーランド ロールトップ 90メートルの地点で銃撃を受け、うち1発が死亡した乗客の女性の頭に当たった。銃弾は自動小銃によるものとみられ、エンジン部分を含む機体全体に10発以上が命中した。
治安当局は銃撃があったとみられる空港近くの農村地帯を捜索したが、犯人は捕まっていない。犯行声明も出ていない。空港は数時間にわたり閉鎖された。
パキスタン軍は、アフガニスタン国境に近い部族地域で、武装勢力の拠点に対する空爆を続けている。ペシャワル空港は軍民共用で、空爆機の出撃拠点になっている。パキスタンでは今月8日、南部カラチの国際空港に武装勢力が侵入し、空港職員ら26人が死亡。空港の安全管理の不備が問題になっている。(イスラマバード=武石英史郎)