杵築市山香町にある県立山香農業高校の生徒たちが、シイタケ栽培に使った菌床でカブトムシを育てる実験に成功した。使い終えた菌床は山や畑に野積みして自然分解させたり、家畜の寝床や燃料に使ったりしているが、もてあまされ気味。「廃菌床」で農家が昆虫を販売できれば、一石二鳥になる目算だ。
2年前から、山香農高の農業経営科食品製造部門の生徒ら約20人が取り組んでいる。今回の実験は、カブトムシがクヌギの木に集まる習性から着想した。
大分県は干しシイタケ生産量が都道府県別で1位、生シイタケも13位の「シイタケ大国」。生シイタケ栽培の7割近くで、広葉樹の間伐材をおがくずにして菌糸を育てる「菌床栽培」が採用されている。