巨人?阿部、不調の原因は“精神安定剤”不足? 橋上コーチの職分広がり心のケアまで手が届かず | graybanのブログ

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(夕刊フジ)

 巨人?阿部慎之助捕手(35)のバットが湿ったままの理由は、精神安定剤の役割を担ってきたコーチ自身が“不安定”になったせいか。

 7月30日の横浜DeNA戦(京セラドーム)は、延長11回に亀井のソロ本塁打でサヨナラ勝ち。何とか7月を10勝10敗として、今季初の月間負け越しを回避した。

 原監督は「投手がよく頑張ってくれた。攻撃はもう少し…となってしまうが、こういうゲームで粘り強くというのが今は一番大事。7月はかろうじてイーブンに戻した。いい形で8月を迎えて暴れていきたい」。とにかく打てなかった1カ月間を、そう総括した。

 月間チーム打率はセ?リーグ6球団で唯一、2割5分を割り込んだ。20試合で65点(1試合平均3?25点)しか取れず、今季の総得点364はDeNAと並びリーグ最下位タイだ。

 指揮官が冗談交じりに「もう1人、亀井がいないかな…」と嘆くほどに、バットが振れている打者が少ない。

 こうなると、矢面に立たされるのが打撃コーチだ。開幕当初は村田コーチがチーフ格だったが、5月20日からバッテリーコーチ兼任となり、球宴期間中には吉原バッテリーコーチが2軍育成コーチに配転。村田コーチはほぼバッテリー専任となり、かわって橋上秀樹打撃コーチ(48)がチーフ格を務めている。

 2011年オフ、戦略コーチとして初めて巨人のユニホームを着ると、データに基づく“考える野球”を浸透させ、リーグ2連覇に大きく貢献。あわせて安田学園高(東京)の後輩にあたる阿部の“メンタルコーチ”としても活躍してきた。

 球団関係者は「慎之助はミスした後などベンチに戻っても引きずりがちで、打撃にも悪影響が出ていた。近寄りがたい雰囲気のときでも橋上さんが声をかけ、ストレスをはき出させるようになって、成績が安定するようになった」と証言する。

 だが今季から打撃コーチに肩書が変わり、相手投手の攻略だけでなく、自軍打者の技術指導まで職分が広がった。しかもシーズン中に打撃コーチが1人減り、打線はずっと低空飛行のまま。阿部の心のケアまで手が回らないのが実情のようだ。 (笹森倫)