東日本大震災に負けずにバレエに打ち込む子どもたちを励まそうと、パリ?オペラ座バレエのトップダンサーらが26日、福島市と仙台市の3会場で、特別レッスンをした。「情熱があれば、つらいことも乗り越えられる。前を向いてがんばって」。憧れのダンサーから言葉をかけられた子どもたちは、鍛え抜かれた一つひとつの動きに見入った。
午後3時、福島市の竹内ひとみバレエスクール。パリ?オペラ座エトワール(最高位ダンサー)のドロテ?ジルベールさんら3人のダンサーが稽古場に現れると、約30人の生徒たちから歓声がわいた。
震災前は3教室に約200人が通っていたが、40人ほどが避難し、バレエを続けられなくなった。余震が続くなか、生徒たちはすぐ逃げられるよう、レオタードの上に羽織る服や貴重品を、稽古場の出口近くに置いて練習を続けた。