(毎日新聞)
宮崎市の大型リゾート施設「フェニックス?シーガイア?リゾート」を運営するフェニックスリゾートは1日、2007年に閉鎖した世界最大級の屋内プール「オーシャンドーム」の営業再開を断念し、今後解体すると発表した。解体時期や跡地の利用計画は未定。
松永裕文社長が宮崎県庁で記者会見して明らかにした。それによると、ゲームやリゾート事業を展開するセガサミーホールディングス(東京)がフ社を子会社化した12年以降、ドーム活用策を検討したが、開閉式屋根のレールが一部腐食するなど老朽化が進み改装費がかさむと判断した。松永社長は「観光市場を勝ち抜くため基幹ホテルとコンベンションセンターに投資を集中させる」と語った。
オーシャンドームは1993年、宮崎県などが出資する第三セクターだったフ社が開業。長さ300メートル、幅100メートル、高さ38メートルの施設にカリブ海を模した人工海浜を整備した。投資総額は約420億円。入場者は95年度の125万人がピークだった。【門田陽介】