Google、Android デバイス向けセキュリティツールを有償で提供へ | graybanのブログ

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Android スマートフォンの人気は一般利用者の間では急速に高まっている。だが、セキュリティ機能と管理機能が不十分なために、業務利用の分野では企業による採用は進んでいない。一方、Apple は iOS 4でこれらの機能を提供し、iPhone はすでに多くの企業によって採用されている。

Google は、このセキュリティ懸念を 3LM という企業の技術で解決しようとしている。同社は、Android OS に対応した企業向けのセキュリティツールを開発しており、昨年 Motorola Mobility によって買収済み。Motorola Mobility は現在 Google による買収手続き中であるため、これが完了すれば 3LM も Google 傘下の企業となり、Google は Android ユーザーに同技術を提供可能となる。

だが、3LM は同技術を無償提供するつもりはないようだ。同社は、携帯電話製造各社へのライセンス提供を予定しているという。

これは、Andriod デバイス間でのセキュリティ機能の不統一を引き起こす。あるメーカーのAndroid デバイスはセキュリティ機能を持つが、別のメーカーのものには無い、といった具合だ。そして、この不統一は社員のモバイルデバイスを管理する IT 部門にとって頭痛の種となりそうだ。たとえば、セキュリティ機能を持たないモバイルデバイスからは 3LM セキュリティツールがインストールされた企業ネットワークへはログインできない。IT スタッフは、こういった利用者の対応に追われる可能性がでてくる。

また、Android OS の使用に伴う Microsoft へのライセンス料に加え、3LM へのライセンス料も支払うことになれば Android OS の無料モデルは完全に崩壊する。これは、携帯電話製造各社のAndroid 離れを加速させる可能性があると一部観測筋は見ている。

Google は、近日中に Android OS の最新バージョン Android 4.0 をリリースする予定だが、この最新バージョンでもセキュリティは完全ではないとされている。