ブランド名変更の理由として、Nokia 上級副社長兼最高マーケティング責任者の Jerri DeVard 氏は「世界的に Nokia という名称の知名度が高く、愛されている」ことを挙げた。さらに、サービスを二つでなく単一のブランドに集約して提示することで、主力である Nokia ブランドの力を強化し、ブランド構成を統一する狙いもあるという。
Nokia ブランドは、7月以降に販売される同社製スマートフォン/端末のメニューなどで順次使っていく。既存デバイスについては、ソフトウェア アップデートでブランド名を切り替える。
なお、Nokia は、米国 Microsoft と「Windows Phone」採用に向けた業務提携をしたほか、モバイル OS 「Symbian」のソフトウェア開発およびサポート業務を米国 Accenture に移管して人員削減を行うなど、大幅な事業再編に取り組んでいる。
米国 IDC が発表した世界モバイル端末市場の調査結果によると、Nokia の出荷台数は2011年第1四半期に1億850万台(前年同期比1億780万台増)で1位を維持したものの、市場シェアは29.2%で前年同期の34.7%から縮小した。
また米国 iSuppli は、Nokia が運営しているモバイル アプリ ストア「Ovi Store」の2011年における売上高を業界4位の2億148万ドルと予測した。1位は米国 Appleの「App Store」(29億1,000万ドル)、2位は米国 Googleの「Android Market」(4億2,536万ドル)、3位はカナダ Research In Motion(RIM)の「BlackBerry App World」(2億7,911万ドル)で、Ovi Store は BlackBerry App World とともに上位2ストアから引き離されていくと見込む。
Nokia がサービス ブランド「Ovi」を廃止へ、計画は変更せず継続
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