子どもでも気軽に乗ることができる自転車。しかし、交通ルールやマナーを守らなければ交通事故に巻き込まれるだけでなく、事故の加害者になることもある。特に6歳未満の子どもが自転車事故を起こす場合、原因の一つに、体格に合わない自転車の利用があると指摘するのは、一般財団法人日本交通安全教育普及協会の彦坂誠氏。事故を起こしにくい、安全な自転車の選び方について伺った。
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2012(平成24)年における、自転車が当事者の交通事故件数(2万891件)のうち約4割(8,289件)が、未成年者によるものです。圧倒的に多いのは、出会い頭の事故。安全不確認、一時不停止、信号無視によるもので、自 ナイキ SB 車事故(車両相互)の半数以上を占めています。事故を起こさない、巻き込まれないためには、安全確認や一時停止を習慣化させることが非常に重要です。
特に、6歳未満の子どもは筋力が未熟である場合が多く、体格に合わない自転車を利用すると、ちょっとした段差などで自転車を制御できず、事故を起こしてしまう危険があります。子どもは成長が早いので、ついつい洋服と同じように大きめの自転車を購入してしまいがちですが、体格に合ったものを選ぶことが事故を防ぐうえではとても重要なのです。また、自転車事故による死者の約7割が頭部を損傷したことによるものです。自転車に乗る際は、ヘルメットをかぶることを習慣化しましょう。
【子どもの自転車選びのポイント】
?サドルにまたがった時に、両足がしっかりと地面につく
?ハンドルを握った際に、ひじが少し曲がるくらいがベスト。あまり前傾姿勢にならないように
?ブレーキレバーがしっかり握れること
?BAA(自転車協会制定)マークなど、安全基準を満たしていること
自転車を購入する前に保護者に意識してほしいのは、自転車は自動車と同様に「軽車両」であるということです。自転車といえども、交通事故を起こしてしまえば、将来を左右しかねません。子どもがルールを守って運転できるかどうかをしっかり考慮してください。