Microsoft は25日、同社の仮想化プラットフォーム『Hyper-V』の最新の導入事例としてエンジニアリング大手 CH2M HILL を紹介する声明を発表し、Hyper-V が 仮想化大手 VMware に対し優位に立っている点を盛んにアピールした。CH2M HILL は、コロラド州デンバーを本拠とし、建築および環境設計やコンサルティングを手がける非公開企業だ。
Microsoft の声明によれば、CH2M HILL はサーバーの無秩序な増加を防ぎ、より機動性の高い IT サービスを提供するため、かなり早い時期から仮想化技術を導入していたが、2007年に世界経済が不況にワラビー 靴
入したことを受け、さらにコスト効率の良い仮想化ソリューションが必要になったという。
CH2M HILL は既に VMware のハイパーバイザ技術『VMware ESX』に対して多額の投資を行なっていた。2005年から2007年にかけて、同社は VMware ESX を用いてデータセンターにあるサーバー350基、および事業所に設置されたサーバー100基を仮想化した。
CH2M HILL の企業システム グループでシニア アナリストを務める Greg Barton 氏は、Microsoft の声明の中で次のように述べている。「当社はすべての分野にわたってコスト削減を実施してきており、特に現地事務所においてさらに多くのサーバーの仮想化を進めたいと考えていた。しかし、VMware ではこれを実現することはできなかった」
そこで CH2M HILL は、VMware の競争相手である Microsoft の Hyper-V を導入し、『Windows Server 2008 Release 2』(R2) に乗り換えることを決断した。CH2M HILL は現在までに、VMware の仮想マシン30基について、Microsoft の仮想化インフラ上で動作させるための移行を完了し、今後3年の間にすべての仮想マシンを Hyper-V に移行する計画だ。