(GQ JAPAN)
評価額1兆円を越えるスタートアップが登場した米テック業界。ではなぜ、上場しないのだろうか。そこには、さまざまな事情があるようだ。
文: 三国大洋(taiyomikuni.com)
100億ドルクラブの最上位に位置するのは、ハイヤーアプリのUber。写真はトラヴィス?カラニックCEO ©The New York Times / AFLO
ニュースのポイント
beats ヘッドホン p>サービス開始から3年あまりのSnapchatに、100億ドルもの評価額がつきそうだ。それほど評価されているのなら、なぜ株式公開(IPO)しないのだろうか。
100億ドルクラブ
7月31日の朝、メッセージングサービスのSnapchatが中国のアリババに対して評価額100億ドルをベースにした資金提供(出資)を持ちかけたというニュースが伝えられた。Snapchatは2011年創業のスタートアップ。そんな若い会社に100億ドルもの評価額がついているのだ。評価額が100億ドルを超えているスタートアップは「100億ドルクラブ」と言われるのだが、Snapchatのほかには、Airbnb、Dropbox、Uberなどがクラブ入りを果たしている。
今回は、Snapchatの100億ドルクラブ入りの参考になる、米スタートアップ業界の現況を解説したい。
絶対に見逃せないスライド
7月半ばにマーク?サスターなる人物が「The Changing Structure of the VC Industry」というブログを掲載した。サスターは、アップフロント?ベンチャーズというベンチャー?キャピタル(VC)のマネージング?パートナーである。このブログはクライアントや同業者向けと覚しき内容なのだが、絶対に見逃せないスライドを紹介したい。