(サンケイスポーツ)
(セ?リーグ、広島4-6中日、14回戦、広島8勝6敗、31日、マツダスタジアム)まさかの逆転負けに蒸し暑さも倍増だ。鯉党が仰ぐうちわの回転数が、いらだちとともに急上昇した。三回で4-0の試合をひっくり返され、これで7月は9勝11敗1分け。6月(8勝10敗)に続いて2カ月連続の月間負け越しとなり、広島?野村監督も肩を落とすしかなかった。
「もったいないといえばもったいな ナイキ SB 。同じことの繰り返し。(点を)取られたくて、取られているわけではないと思うが…」
三回まで2安打に抑えていた先発の戸田が突如乱れた。四回先頭の和田に16号ソロを左翼席へ運ばれた。「あのカーンという音。そこから慎重にいきすぎた」と山内投手コーチと振り返った通り、続く森野に死球、松井佑に左中間二塁打、高橋周にも四球で無死満塁。ここから武山の三ゴロ、谷の中犠飛、藤井の右翼線二塁打で、同点に追いつかれた。
「気持ちの面で余裕はあったが、どっかで負けてしまっていた」と戸田。期待している左腕が打ち込まれただけに首脳陣のショックも大きいが、それでも野村監督は、現時点での投手の入れ替えは否定した。
「いつか(この借りを)返してくれると信じて使うしかない」
エース前田、バリントン、D1位?大瀬良(九州共立大)、野村、福井に続く貴重な先発ローテ候補。これからもチャンスを与えていく意向だ。きょう1日から敵地で首位?巨人と3連戦。反攻の8月へ、エース前田で仕切り直す。(玉木充)