少し前ですが、9月12日、米航空宇宙局(NASA)が「ボイジャー1号が昨年8月に太陽圏を脱出した」と発表しました。ボイジャー1号と2号は1977年に地球を出発。木星以遠の惑星について数々の発見をもたらし、未知に挑む真の「探査機」として、想像を超えた活躍をしてきました。特にボイジャー1号は、人類の作ったものの中で最遠へ到達しています。
では「太陽圏」とはどこを指すのでしょう。「太陽beats ヘッドホン ハイパー ダンク 2014 」(へリオスフィア)は、実は、太陽から高速で流れ出す「太陽風」の影響が及んでいる範囲を指します。その外側は星間ガスで満たされ、太陽風はこのガスにぶつかると、急激にエネルギーを失います。その境界が「ヘリオポーズ(太陽圏界面)」で、太陽圏の端です。1号が送ってきたデータからへリオポーズを超えて星間空間に脱出したと判断されたというわけです。
「太陽系を脱出した?」と思う人がいますが、それは違います。「太陽系」とは、太陽の重力の影響が及ぶ範囲と解釈され、ヘリオポーズより外側に広がっています。太陽系の1番端には、約1万~10万天文単位(1天文単位=約1億4960万キロ)の領域に、1兆個にも及ぶ小さな天体が集まり「オールトの雲」という分厚い球殻を作っていると考えられています。「彗星(すいせい)の巨大な巣」ともいわれる「オールトの雲」については次回説明しますが、いまだ詳しいことがわからない存在です。