激動する世界を見つめているオッサンのブログ -2ページ目

激動する世界を見つめているオッサンのブログ

「9/11テロ事件からイラク戦争、リーマンショック、危険な原発への固執、環境破壊、劣化する医療制度、ユーロ危機、そして小沢裁判にみられる司法の腐敗などはバラバラな事象ではなく、原因はひとつなのだ。」

つい数年前までは全くその種のリテラシーを持ち合わせていませんでしたからあまり偉そうなことは言えないのですが、つい、イライラしてしまうことが多くなりました

9.11についてメディアが報道していることをそのまま受け入れていたときまではその種のイライラなどなかったのですが、小沢一郎氏への国策捜査が突然なされたころからなんかおかしいぞ、とメディアの報道内容に疑念を抱くようになってからは、取り付かれたように、ネットから様々な情報を調べるようになったのです。

芋づる式に手繰っていくと、国内の情報だけでは限界を感じるようになり、英語圏のウェブサイトにも関心を持つようになりました。必然的に9.11の真相がメディア報道とは全く異なることに気づくよう導かれ、徹底的に調べました。この頃から、米国(国民ではない;念のため)が諸悪の根源に違いないと確信を強めていきました。

あの9.11事件が生じる3年前に、家族旅行の途中で、あの貿易センタービルの屋上から自由の女神像を眺めた経験があったものですから、それだけに、あのビル2棟がまるで解体工事のように(まさにそうだったのですが)崩壊していく映像に大変なショックを受けたのです。

それから、中東の問題にも関心をもつようになり、ますます義憤を覚えるようになりました。

このようにして自分が知りえたことを、時折、妻に話すことがあるのですが、主なニュースソースがテレビである彼女の反応には、予想通りとはいえ、大きなフラストレーションを感じてしまいます。

この世界の陰の支配者の頭脳には天才的な予見能力があり、メディアの重要性を熟知しているがゆえに、ずいぶん前からマスメディアを支配下においてきたことをも知るにいたりました。

インターネットの出現は彼らにとって脅威ではありますが、大部分の国民は、依然としてマスメディアの強い影響下にあります。

当分は、私のイライラは続くものと覚悟しております。


9.11以降、世界はますます不安定な状況になっているが、一体どこに根本的な原因があるのだろうか?

政治経済について全くの素人であっても、極力、先入感を排除し、問題意識をもってネット情報の中で探求し続けるなら、自ずと答えが見つかるに違いないと考えた。なぜなら、マスメディアは特定の権益を擁護する傾向が顕著であるが、ネット情報にはそれら特定権益とは無関係の、単に真相を伝えようとする人たちのブログが豊富にあるからだ。


1913年に、国際金融資本家らの共謀・画策により、米国憲法に違反しているにもかかわらず、米国中央銀行である連邦準備制度となる私有銀行FRBが設立された。

《連邦準備制度(Federal Reserve System, FRS)はアメリカ合衆国の中央銀行制度を司る企業体で、ワシントンD.C.にある連邦準備制度理事会 (Board of Governors of the Federal Reserve System または Federal Reserve Board, FRB) が全国の主要都市に散在する連邦準備銀行 (Federal Reserve Banks, FRB) を統括する組織形態を特徴とする私立銀行群。英語では主に the Fed と略称する。(ただし正式な略語ではない)》

その国際金融資本家ら一派が世界経済を狂わせた真犯人である、と確信するに至った。

国際金融資本家らは、政府からの承認を得ることなく、私有銀行であるFRBを操ることができるのだ。例えば、FRBに指示して、信用創造量を増やしバブルを発生させ、株価がピークを迎えると、一転して銀行の信用創造を厳しく抑制してお金の流通量をわざと減らして大恐慌を引き起こし、紙切れ同然になった企業の株券も買い占め、融資を返済出来なくなった農家の広大な土地を没収することにより、市場から暴利を貪るという具合である。

それは、個人的に知り得たことからも合点がいく。工学系のシミュレーションソフトウェアの開発者だった技術者が、10数年前に、全く畑違いのゴールドマンサックス社に転職し、金融システムの開発を担当したのだが、なんと彼のボーナスは2,000万ドルだった。やっかみ感情を抑えながら、直感的に、何かあこぎな商売をしているに違いないと感じた。

彼らは、権力の強固な基盤となる貨幣の威力を信じているゆえに、FRBを道具のように操ることで、その貨幣発行量とその金利の恣意的なコントロールをほしいままにしている。それに対する執着心の物凄さは、1963年6月4日、米国大統領J・F・ケネディにより、政府紙幣の発行を財務省に命じる大統領行政命令第11110号が発令されたのだが、その直後に、同大統領は暗殺され、その大統領行政命令が撤回されてしまったという事実が物語っている。その大統領行政命令の実施は、FRBを私有する銀行家の排除を意味していたからだ。

このことからも、米国連邦政府は権力構造のピラミッドの最下段に置かれているのであり、頂点には、財閥/金融エリートである国際金融資本家らがいることが見えてくる。最下段から頂点までには、大企業、大手銀行、中央銀行、世界銀行、そして国際決済銀行が途切れることなく続いている。ちなみに、大企業が政府を動かしていることを熟知しているJohn Perkins氏は、Corporatocracyという言葉を用いてその実態を説明している。

米国下院議員のロン・ポール氏は、特に、1971年に米国政府が、それまでの固定比率によるドル紙幣と金の兌換を停止した、いわゆるニクソンショック以降、米国経済を狂わせる元凶となっているFRBに注目し、それを廃止するよう一貫して唱え続けており、最近になって漸く、ベールに覆われたFRBの実態が暴かれてきた。

9.11やリーマンショックを経験し、その背後関係が次第に明らかとなってくるに従い、一般市民も目覚めてきている。Occupy Wall Street運動や、ロン・ポール氏支持の若者たちが End the Fed. (FRBを廃止しろ)と連呼している様子にはっきりと現れている。この流れの勢いは、目覚めた市民たちが、単にパフォーマンス型の演説で一時的に動かされているのではなく、狂った状況を冷静に分析、思考し、根本原因を知った結果として生じているので、決して中途で収まることはなく、ますます大きなうねりとなっていくであろう。








米国・黒人イスラム組織「Nation of Islam」の最高指導者であるルイス・ファラカン師が語っている内容そのものは、組織「Nation of Islam」の教義とは関係なく、事実を明快に述べたものであり、銀行家の悪徳、金融マフィアの実態についての理解を助けてくれる名演説だ。


その知識、理解は、世界の諸問題の、共通する根源を特定する上で必須のもの。


なお、"A debt of America was a billion dollars."の日本語字幕に次の誤りあり:

そこで、借金が10億ドルというべきところを、1兆ドルと誤訳しているが、話の趣旨には殆ど関係ないので無視出来るが、念のため・・


ネーション・オブ・イスラム (Nation of Islam, NOI)とは:アメリカ合衆国におけるアフリカ系アメリカ人のイスラム運動組織。伝統的なイスラム教の教義を大きく否定しているため、イスラム教の一派というよりも、イスラム教から派生した新宗教と見なされている。・・・組織の急激な穏健化に不満を抱いたルイス・ファラカーンを中心とする人々は分派を結成。ファラカーンはイライジャの思想を継承し、黒人の社会運動と社会に対する過激な発言や行動を続けている。現在、NOI と呼ばれている組織はファラカーン派が発展したもので、1995年にはワシントンD.C.で大デモ活動「百万人大行進」 (Million Man March) を行って健在を示した。ファラカーンは2012年現在も組織を率いている。(ウィキペディアからの抜粋)








ネ-ション・オブ・イスラムのリ-ダ-、ルイス・ファラカ-ン師による米国弾劾のことば。

”噤(つぐ)め”とは、"Keep your mouth shut"ということのようだ。




日本人政治家でこのように米国にはっきりと言える人は、残念ながらいない!




ポチになって、米国の戦争のお手伝いはするが・・・




普段、お腹にたまっていたことばが、ファラカ-ン師の口からバンバン飛び出してくるので、久しぶりにスッキリした。


米国も日本も民主主義とは程遠いというのが実情だと思う。