マルタには 電車や地下鉄はないので 観光するにはバス
いくら小さな国とはいっても バスだととっても時間がかかる
ということで 今回は観光バスの ホップオン・ホップオフバス に乗ってみました
停留所は17ヶ所あったけど 全部に降りると時間切れで帰って来れなくなるので 厳選して・・・
まず最初に降りたのは マルタの首都 【ヴァレッタ Valletta】 のバスターミナル
ギリシャ神話の海神 トリトンをかたどった噴水の水は止まっていて 灼熱地獄のトリトンさんたち
メイン通りの リパブリックストリートを歩こうと思ったら 私の中のマルタのイメージをぶち壊し~っ
でもイタリアがすぐそばだからね・・・ ところで 首都ヴァレッタは ユネスコの世界遺産
マルタストーン という蜂蜜色の石灰石でできた建物に 出窓・・・ これがマルタの建物
英語のレッスンでお世話になっているフランス人マダムに マルタへ行くなら是非行きなさいと言われた
【聖ヨハネ大聖堂 St. John's Cathedral】 やはりマルタストーンでできています
内部は豪華絢爛
1578年 5年かけてマルタ騎士団によって建てられた教会
天井の絵は マルタストーン(石灰石)に油絵で直接描かれているんだって
天井もすごいけど 柱もスゴイ
よく見るとちょっと困っちゃってるかも
中でも一番見たかったのが この床一面にある騎士たちのお墓
この墓石は 全部で400もあるとのこと
石の下に埋葬されている騎士の似姿と同様に その紋章が彫られています(wikipediaより)
絵のようにカラフルだけど すべて色大理石で作られているというから 驚き
フランス人マダムのご先祖様も この中のどこかに眠っていらっしゃるとのこと
さて ヴァレッタのメイン通りを戻っていると ネコたん発見
マルタはネコが多いって聞くからね~
ホップオン・ホップオフバスに乗って 次に降りたのは 世界遺産のタルシーン神殿 の停留所
しかし 降りたところには それらしきもの見当たらず
そして停留所にもな~んにも案内がないっ
ホップオン・ホップオフバスなら目の前で降ろしてもらえるだろうと思ってかたら 何にも調べてないよ~っ
ちょっと歩いてみたけど 発見できず
気を取り直して またバスに乗って 次に降りたのは 【ヴィットリオーザ】 という町
マルタストーンでできた家が並ぶ路地裏 そして坂道 マルタらしい風景です
またバスに乗っていると ここで10分休憩です と
そんなこと どこにも書いてなかったけど 止まってるバスの中は灼熱地獄なので
CISK チスク というマルタビールを飲んでみた
暑い国ならではのさっぱりビール それにこのカラーがステキ
またバスに乗って景色を眺めていると ブドウ畑
マルタはワインもたくさん作られてます
次に降りたのは 【マルサシュロック】 という漁村
Luzzu と呼ばれるマルタのカラフルな漁船が見たくて来てみたけど そんなにたくさんはなかった
でも 噂に聞いていた 船の目は発見
これはオシリスの目と呼ばれていて 災害や不漁から船乗りたちと船を守る魔除けの目 なんだって
港にあった像
できれば もう少しネコを可愛くして欲しいな
港沿いにはたくさんのお土産屋さん
漁村だけあってシーフードが美味しいと書いてあったので ここでランチ
雰囲気は最高だけど 注文したお料理が失敗だったなぁ・・・
バスは2階建て 暑いから1階に座ってたけど 思い切って2階席へ
日焼けが心配だけど 走ってる間は風があるから暑くないし 景色は断然2階席だった~
海が見えてきて
断崖が見えてきて
次に降りたのは 【青の洞門 Blue Grotto】
マルタには 砂のビーチは少なく
海で泳ぐときは こういった岩場から飛び込んだりして遊ぶのが一般的な様子
青の洞門へ行く船乗り場
乗ってみたかったけど 時間があまりないのと もしかしてダイビングで来れるかも??
なんとか上から見れないものかと 探してみたけど この岩の向こう側らしく・・・ とりあえず諦めた
青の洞門に来て 青の洞門見ずに 次に向かいます
最後は 世界遺産の ハジャール・イム神殿 Hagar Qim Temple と ムナイドラ神殿 Mnajdra Temple
まずは 【ハジャール・イム神殿 Hagar Qim Temple】
風化が激しいため 巨大テントで覆われ保護されています
中世のイメージが強いマルタだけど この巨石神殿は 紀元前2800年頃とこのと
そこから約400m先・・・ もう一つのテントが見えるところに 【ムナイドラ神殿 Mnajdra Temple】
があります
ホントに400mかなぁ・・・ 炎天下はきついわ~
ということで汗だくで到着
ふぅ~ 日陰に入ると気持ちい~っ ・・・ ってそこじゃないでしょっ
さっきの神殿とは違い 珊瑚質の石で作られているんだって
約5000年前に造られ 今もこうして残っているって スゴイな・・・ と考えながらまた炎天下の道を帰ります
ということで 真夏のマルタの観光は非常に体力を消耗しま~す
今日はちょっと疲れたので ホテルのレストランでイタリアン
マルタはイタリアのすぐ下だから イタリアンは美味しいね
つづく