昨日はジャズピアノの生徒のN子さんにお誘いを頂き、

川崎の「小黒恵子童謡記念館」へ行ってきました。

ここには、私の憧れのピアノ、ベーゼンドルファー97鍵フルモデルがあると!!!

ありました~!!!外装も綺麗、ピカピカの貴婦人!!!

グランドピアノ・フルコンサート、それも今では日本には3台しかないとか!

 

 

 

 

私は40年くらい前に、

当時平河町にあったベーゼンドルファーのショールームで1度だけ、

このタイプに触った事がありますが、それ以来、その存在さえ貴重!

 

ベーゼンドルファーはオーストリアの楽器メーカーでしたが倒産してしまい、

今は多分ヤマハの傘下に入っているはず。でももうとっくに生産は終わっています。

 

 

N子さんは、たまたまお友達がこの小黒恵子童謡記念館にお勤めをしていらして、

ここを知って、昨年コンサートに来たそうです。

 

そしてこのピアノが解放されて、申し込みをすれば1時間弾けると。

それで、私は大喜びで連れていって頂き、弾いてきました。

 

まずは田園都市線の「二子新地」から15分位?歩きます。

 

 

なぬ!武家屋敷?という風情です。

この小黒恵子さんという童謡作家のご実家が、川崎市に寄付され、

保存は川崎市とNPO法人で行われているとのこと。

 

 

 

このベーゼンドルファーは、

ここ数年前に川崎・武蔵小杉付近が台風の災害に遭ったときに、

この場所に避難して持ちこまれたそうです。

 

 

深い美しい音色の珠玉の時間を二人で楽しみました。

この場所はアンテイークな品の宝庫で、ワクワクします!

 

 

 

「又来ましょうね!!!」とN子さんと約束しました。

1時間二人で堪能して千円!!!

 

ベーゼンドルファーには、若い頃に仕事場で出会ってその音色が忘れられず、

40年位前に、アップライトのベーゼンドルファーを入手しました。

 

 

 

14年程前、母が亡くなり2台のピアノは不要になり、

泣く泣くこの子を手放しました。

オチビだったけれど、音色は間違いなくベーゼンドルファーでした。

 

とっても素敵な時間でした~!!!

 

追記:ブログの友人からのコメントで、ピアノの世界三大名器をお知らせします。

スタインウェイ(スタインウェイ&サンズ)=ドイツ、ハンブルグで作られている、一般的にとても華やかで煌びやか豪華な音色のピアノです。

ニューヨーク・スタインウェイという物があしますが、これはちょっと論外な気がします。

ベーゼンドルファー=オーストリア、ウイーンで制作されたピアノ。

大変に深く華やかなそしてしっとりと音色です。

ベヒスタイン=ドイツで制作されている、こちらも柔らかい美しい音色のピアノです。

 

 

 

★次回は2024年8月ワークショップ

日時:8/20(火)14:00~16:00

場所:横浜・関内A.B.Smile

伴奏:日向克典:bass、石上文雄:drums  立花保子:piano

参加費:5000円

ヴォーカル、楽器、どなたでも参加できます。

立花宛て予約をお願い致します。

 

歌とピアノの立花音楽教室

★ご興味のある方は是非体験レッスンを!!!
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