六です。
久しぶりの楽曲解説です。
やっぱり楽曲のテイストはこんな形が
グラビティってしっくりくるね。
リリースからもう気づけば早2週間。
捉え方は人それぞれになるとは思いますが
いつも通り誤解された伝わり方にならないように。

今回もこのブログを読んで受け取り方が変わる人は必ずいる気がしてるから
このブログの意味をみんな声から感じてるから
"より"理解が深まるように楽曲解説します。

【キュンキュン警報】
ラジオでも少し話したんだけど
この曲はタイトル先行で作りました。
気になるタイトルって大事だよね。
自分達のこと好きじゃなかったら
"聴きたくなる"か"ならない"かってもう直感でしかないからさ。
表題を今回書く時、前回は挑戦しすぎた分
曲自体はバンドのイメージ通りのものを作りたかった。
ピコピコしたサウンドの楽曲。
でも可愛いだけじゃなくてかっこよさというか
オッて思わせられる部分もあって、
ちゃんと意味を持った楽曲。
各媒体のインタビューでも沢山話したけど
今回はTikTokを重視してたから
どんなフレーズが頭に残るかなーって考えて
頭に染み付いてる音といえば童謡って感じで
そこから考えていったよ
そしたらパッキャラマドパッキャラマドでお馴染みの
クラリネット壊しちゃったが浮かんできて、どうにか
このテーマに結びつけられないかなーって時に
「どうしよう〜」のこのフレーズが出来たんだ。
このフレーズは絶対この曲に沢山出したいっ!て思ったよね
今思ったけどここの部分をどうにか改造してTikTok用に音源を作るのもアリだよね。
そんなこんなでテーマと噛み合うように
僕が伝えたい他の歌詞の部分も書いていくんだけど、
僕がこれを作っている時に印象にとても残っていたのが
事故やSNSでの誹謗中傷から生まれてしまう
有名人の方の自殺、誰かが活動をやめてしまった後の
私好きでしたってコメント。
そうなる前に言ってあげてよ…
もうこの世界にいなかったら
その言葉も応援のメッセージももう届かないんだよ。
やめる発表をしてから、
「やめてほしくなかった、応援してました。」「あの役者、バンド、アイドル、歌手は神だった。」じゃ遅いんだよ
活動歴は大した年数ではないけれど
表舞台に立つ側の気持ちなら僕もわかる。
認められるのって当たり前に嬉しい。
僕らの作品、やり方、活動を認めてくれたり
褒めちぎってくれるツイートやSNSでのコメントを見ると、
ああ見てくれている人はいるんだな、
作って良かったなと思う。
もちろん直接言ってもらえるのも嬉しいけど、
そのコメントだったりをきっかけに
周りに「聴く」「見る」きっかけを拡げてもらえる。
生の良さがあると僕はよく言うけれど
この意味で逆も然りだって思ってもいる。
直接会えなくても伝えられる。
生だと言えない情報量が
SNSには詰め込められると思っている。
これだけの人が
自分のものを評価してくれてるって嬉しくなる。
嫌な事があっても、あなたの好きってアピールをみて
復活したりもする。
だから
自殺してしまった方には
そんな暖かい言葉があと一つ多かったら
そんな結論には至らなかったかもしれない
とか
誰でも見れるような場所で
想いを伝えるのをとどまったあの人が
もし伝えられてたなら何かが変わってたのかもしれない
とか思ってしまったりもする。
活動の停止や解散や終了も
本人や本人達は一生懸命悩み抜いて決断している筈。
「あなたのここが好きです」
「この人のこれめちゃめちゃ面白い」
「あのライブのここが凄かった」
「この曲やばい」「このダンスみてほしい」
「この人可愛いかっこいい」「これは神」
もしそんな言葉が1つでも前より多くあったなら、
拡げようとしてみんなの見える場所で言えてたのなら、
可能性を捨てずに活動を諦めずに済んだのかもしれない。

もしかしたら
まだこのステージで輝いてくれてたのかもしれない。
自殺を思い留められたのかもしれない。
だから自分の事を推せよって話じゃない。
読んでてウザく感じる人もいるだろうし
そう思われても仕方ない文かもしれないけど
こういう思想を持った時点で
沢山の人が見る誰かが言うべき事だと思った
長ったらしいし、読んで考えるのって大変だし
俺のファン以外は読んでくれるかなんて、
沢山の人がこのブログを読んでくれるかなんか
わからないけれど

誰かがこれを見てハッとして何かが変わるなら
俺はこの曲を書いた意味があると思う。
誰かのもっと続きが見たかったら
「伝える」って無料だし
最低限な事はしていたいなと
俺も好きなアーティストがいるから
他人事ではないと思ってこの曲は書きました。
【わんわんパンチ+】
この曲はV系の王道かっこいい曲が欲しいよねという話から始まってMyuにデモ曲を持ってきてもらって出来た楽曲。
こういったTHEかっこいい曲は
各々のパートの腕の見せ所だよね。

クオリティも納得のいく仕上がりになったんじゃないかなと思います。
この楽曲の歌詞を書くにあたって
Myuの注文は「"たった一度"という言葉を使って欲しい」
それを聞いた時に直感的に思ったのは
「本気」というワード
しかしグラビティらしさのあるポップな形もしっかりと入れたい。
ここから想起しはじめました。
僕は自分が本気を出す瞬間を思い返してみた。
すると
本気になると意気込みながらも
変わりたいと思いながらも
1人になれば動けなくなって
周りが頑張ってるのに自分だけが落ちてる気がしてた自分も同時に思い出した。
そんな自分が許せなくなった
あの日に決別を告げたい気持ちや
自分がこうなりたくないと思っている思想がこの曲には詰まっている。
気持ちはアウトオブアウト2
いろんな意味を含めて自分の為に本気を出す。
大切なメンバーの為も
大事なファンや家族の為も
大事な人の為も
すべて自分の為
そして
結果が出せなくたって
自分を応援してくれてるあなたがいるって事には
気づいていたい
そう思い始めたのはいつかの福岡のライブ
狼の夢の前にしたMCがある
"
1人で戦ってても苦しくなるくらい
あなたの仕事、学校には凄い人いるかもしれない
でも案外手が届かないとこにいるわけじゃないと思う
とあなたが教えてくれた。
それは
俺たちより凄いバンド沢山いるのに
俺たちもあなたにとってきっと他のバンドに負けてないからグラビティのLIVEに来てくれていてくれてるのかなと思ったから。
自分では気づけない自分の為になることを
いつも君は俺たちに気づかせてくれている
なら俺たちもあなたが前に進んでる事を伝えたい
"
と。
狼の夢を聞きながらあの日思ったんだ
俺達にあなたがいるように
俺達も音となっていつもあなたの隣にいる。
【アソビタイ病】
この曲の作曲に関してはmyuが

他のバンドのライブで、バンギャであるなら誰もが聴いただけで頭に浮かぶ
拳→ジャンプ→手拍子のサビを作りたかったところから始まってる。
この曲の歌詞は人狼ゲーム同様コンセプチュアルに作りたかった。
当たり前だけど、人を殺すのが悪な世の中。
理由を探せば、
それを良しとする人口が少ないから
ってのも一つの理由だと思う
て事は
大半の人間が人を殺すのが当たり前だという社会
なってしまえば人を殺さないのが悪にもなり得る。
僕はこの考えに否定も肯定もするつもりはないけれど
そういうものかもしれないとは思ってしまう。
さっきの例は極端かもしれないけれど
多数決で大半はものごとが決まり、
いつも少数派の方に手を挙げてしまう人も世の中にはいる。
これはそんな人もいるって曲。


"
何にせよ勝てばいい。

自分が卑怯だと自責の念にかられる必要なんてない。
だったら正々堂々っていうのはなんだ
今思いついたボディビルに例えるとすれば
ならジムには何しにいって
プロテインは何故飲むのか
正々堂々っていうなら
家で筋トレするだけで勝負するべき。
テストなら
家庭教師にはなぜお世話になって
なぜ塾に足を運ぶのか
正々堂々とするなら
学校の勉強だけで勝負するべき。
世の中は不公平。
それを克服しようとする事の
どこが卑怯なんだ?
"
って人もいれば
"
それでも間違ってる。
それの言う通りかもしれないし、
これと言った反論もできない
理由はよくわからないけれど
それは間違っていると思う。
"
って人もいる。
どちら側も世の中には確かにいて
それを理解しようとする人もいれば
理解する気がない人もいる。
「どうでもいい」と考える人だっている。
大切なのは馴染む事だと思っている人もいる。
大切なのは自分に忠実であることと思う人もいる。
人っていうのは他人によって中身を変えてしまったりする事もあるし、
なんなら自分が可愛い系だって言ったって他人には綺麗系だったりかっこいい系に映ってたりもするから
私は、僕は、君はどんな人間です
なんて言い切るのは難しいよね。
この考えって沼にハマる
僕は
バンドサウンドも好きだし、KPOPも好きだし、洋楽も好きだし、音楽が好き。
どんな形にも変ができて
どんな形でも売れたいから
このバンドをしてる。
売れればそれだけ人に届く。
 
これからこれを読むあなたにも聴いてもらうために
売れたいよね
【CLEAR DAMAGE】
自分が情熱を注ぐ
あの人の為、何かの為なら
傷を厭わない。
どんな痛みも効かない。
冒頭の歌詞は
心の痛みをただ、痛いと思うだけか、
それとも感じられるか。
直感的にわからなければこの例えで伝わるかな、
例えば
バイトでミスをした時に
ミスった〜と思うだけなのか。
「何故ミスしたのか」「どうしたらもっと上手く出来るのか」「どうしたらミスせずに済んだか」
自主的に考えられるのか。
後者は何故考えられるかっていったら
そのバイトやその空間が好きだからでしょ
そのバイトを何か先で活かしたいからでしょ
愛があるからだろって事。
この曲はmyuに自由に歌詞を書いてって言われたから1度
自分が使いたいテーマで送ったけど
あまり引っ掛からなかったみたいで
何度も書き直した。

元々のテーマもありなんだけどな、、

オケがちょっとずつかっちり出来てきて
ライブを考えた時に
これはだだっだーのように
後半で戦える曲にしようって事にしてあったのもあって
これは勝負の歌詞にしたいねと。
でもこれでよかったと思う。
グラビティのLIVE後半にて
あの追い上げるセクションでしっかり戦える曲に出来たし
その歌詞としては今の歌詞の方がしっくりくる。
俺の頭の中の片隅に再びしまわれた
あのテーマは言葉を寝かせて熟して
またいつか引き出してこようと思う(笑)
勝負の歌詞といえば
わんわんパンチ+の方が歌詞が先にできていたから
本気というワードをそこで使ってる分
似ないようにしたいなと考えてた。
だから根本的に違うところから考えてみたよ。
こちらの歌詞では
どんな時に無理できるか、限界を越えられるのか、
頑張れるのかを考えた
俺には""以外出てこなかった
絵が好きで漫画を描きたいと思ってたあの日々は
他人だったら他の事がしたくなるあの時間、
ずっと絵を描いてるなんて苦でもなんでもなかった
俺が曲を作るのが好きで
歌詞を書く為に浮かべばまとめるメモを作る事に対して
「凄いね、偉いね」なんて言われても
俺には特別凄い事でも偉い事でもなんでもなくて
当たり前だった
目指した大学、高校の為に勉強するのも頑張れるのは
きっと親を喜ばせたいから。
本当に行きたくて〇〇に通ってる俺になりたいから。
その先になりたい自分がいてそこに辿り着く為には
この大学、高校に行くのが有利だから。
あいつを見返したくて。
あの時負けた悔しさを感じてもう2度と負けないと決めて。
これだってその頑張る何かへの愛。
もしくは自分への愛。
可愛くなりたくてメイクを勉強するのも、
かっこよくなりたくて整形したり筋トレして
自分を磨くのも"未来の自分"を想っての行動でしょ
好きな人を喜ばせる為だから、
楽しい時間を過ごす為だから、
厳しい仕事だって耐えられるんだよな
夢を見せてやりたかった奴らが沢山いるから
自分を追い込んでいる孤独なあの時間が苦痛に感じないのも。
そして
ずっと続くと思っていた好きなグループにも
時間厳守で必ず終わりがあるからこそ
今を懸命に応援できるのも
そのグループに対して愛がなかったら絶対に出来ない。
だからこそ俺たちは俺たちを応援してくれる人に
感謝しかないよ
好きなものの為
自分含め好きな人の為
興味がない誰かにとっては苦痛に感じる時間を頑張れる
そんなあなたを誰かがダメな奴と言おうが
絶対にダメな奴なんかじゃない
自分を社会の嫌な圧力で潰してくるような奴に負けて
捨てるなよ。
媚を売る勇気や順応さは手に入れても
自分の口から出てくる言葉の強さは忘れたり失うなよ。
それは最も悲しい事。
負けんなよ。
「本気になれたからこそ心を満たした」
より美しい事実なんてないから
いつか時間厳守で来るその日には
裕福なのに不満を言う人よりも
決められた中で与えられた中で自分の世界を作る姿勢で、
あの頃は良かったとか吐くのではなく
この夢には精一杯やれた、本気で追えた。
と言っていたい
書きながら思った事がある。
もっとやれることある。
誰かに非難されようがもっと色んなことするよ
あれやっとけばよかったって自分が後悔しないために。
最後まで読んでくれてありがとう。